『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2007/09/19 22:07   >>

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お年寄りが骨折すれば以降について、筋力低下は確かに起こってきます。

でも、問題は骨折するくらい体調が悪かった…というところにあると考えています。
それは筋力低下だけだったのか?
違うだろう…という声は前からあったかもしれません。
では、それは何か?
どのようにしたら良いのか?
という課題に対して有効な提案がされていたとは思えません。
だから、今現在も「筋力強化」だけが声高に叫ばれてしまっているという現実があるのではないでしょうか?

私が目の前のお年寄りをみていて考えたことをまとめると
実は見逃されているけれど認知症をもつお年寄りは実際に家族やサービス提供者が考える以上に多い。
実は転倒に至る前の段階で協調性が低下しているお年寄りが多いのではないか。
…ということです。

こどもの運動発達では
まず、なんとか歩けるようになってから
数年以上の長い期間を経て協調性が次第に発達していく。
だとしたら
お年寄りの場合はこどもの運動発達とは逆方向に
徐々に協調性が低下した結果歩きにくくなり
だから歩かなくなり、運動感覚や筋力低下をきたした…という可能性もあるのではないでしょうか?
(もちろん意欲低下などの精神面の影響もあるでしょう)

認知症をもっていても(HDS-R13点)
協調性が保たれている方(ボールをつきながら歩ける)は
手先も器用ですし(紙と紙の端を重ねたり、はさみを使いこなせる)
生活能力も維持されています…そういう方もいらっしゃのです。

まだまだ結論を急ぐ段階ではなくて
もっと検証を続けていく必要は高いにしても
リハの世界では、いろいろな背景があるとはいえ
ADLが自立しているけれど協調性が低下しているような層の対象者に対する提案が十分されていなかった…という現実があるのではないか?
だから
世間に蔓延する「筋力強化信仰」を修正しきれていない…のではないでしょうか?

もし、目の前の現実に起こっていることが違うというのであれば
「違うんだよね」と声をあげることはもちろんですが
それにとどまらずに、改善への具体的提案を
もっと私たち1人1人が考えていくことが大切なのではないでしょうか?

暗闇の中で「暗い、暗い」と言うよりも
ちょっとでも明るくなるように
今、自分ができることを探す。する。

そうしたら、いつかきっと…













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