『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 立ち上がりの練習 「意味」

<<   作成日時 : 2007/10/14 19:23   >>

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先に提示した方法論に気がついたときには愕然としました。

またその意味するところを考えると(今も考え中なのですが)
途方もないところへ連れていかれそうで内心どきどきしています。

…本題へ戻って。と。

今までの方法論だと
その人は、動きの方向性もわからない。パワーも足りない。
だから、介助者がいれば
そのどちらも介助者の方向性とパワーを借りて立ち上がることができるけれど
介助者がいなければ、その人自身の「内」にあるものが
動きの方向性もパワーも「立ち上がりを為す」には足りないので
動きの方向性もパワーも身体の使える部分を使って代償する。
(それでも立ち上がれる…ということはひとつの能力にはちがいないけれど)

重力に抗して立ち上がる
…というのは、それだけ難しい。
それだけの方向性(身体の協調)とそれだけのパワーを必要とする動作。
座るという動作は、立ち上がりと
使う筋肉は同じで方向性が逆なだけで(拮抗筋と主働筋の役割が反対)
パワーは少なくてすむ。

だから、立ち上がれない人でも座ることはできるでしょう?
座り方はともかくとして。

できないことを練習するのではなくて
できることを練習する
量ではなくて質の練習をする
同時にそのことが、できないことを「やった」という体験を脳のなかに刻む
つまり、回路だけは逆方向から作っておく

立ち上がりの介助だって回路を作っているじゃないか
…と言われるかもしれません。
でも、その方法論で本当にその人自身の「内」に動きの方向性の感受が為されていたかどうか…私は疑問を抱きます。
それどころか、微妙に動きの方向性が違っていた場合が多いのではないかとさえ思っています。
つまり、その人自身の感受にそって回路を作るのではなくて
リハビリという名で微妙に違う回路を
(無自覚に)作ってさえいたのではないかという疑念が浮かび上がってきました。
このあたりのことは「脳みそ預かり事件」に書いてあります。
http://yoshiemon.at.webry.info/200509/article_6.html

逆方向から回路だけは作っておくことの重要性は
大脳新皮質の「記憶」というものの本質的な役割が
パターンに分解しパターンとして照合を繰り返すことにあるのなら
容易に推測していただけるかと思います。

詳細については下記の記事をご参照ください。
http://yoshiemon.at.webry.info/200609/article_17.html
http://yoshiemon.at.webry.info/200708/article_21.html



運動に伴う感覚はとても重要
このことはいくら認識してもしすぎることがないくらい重要だと考えています。



…まだ続く









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