『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2007/10/23 20:44   >>

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久しぶりに「脳の回路」に的をしぼって書いてみます。

水平方向の回路ではなくて
縦方向の回路の話になります。

大脳新皮質のはたらきが
「記憶による予測」
「パターンに分解しパターンを組み立てるようにして体験と記憶を照合する」
だとしたら
「運動学習」を構築するには
「流れのなかでポイントの練習をする」ほうが効果的かも。と感じました。
つまり、パターンを利用するということです。
いくらポイントといえど、その要素だけとりだして反復練習するよりも
要素がふくまれる一連の流れのなかで反復練習するほうが
大脳新皮質のはたらきに合致して
ターゲットとする運動の習得には効果的なのではないかと考えました。

歩行中の下肢の支持性が不十分であれば
要素である一側下肢に繰り返し体重支持の反復練習をするだけでなく
実際の歩行を通して、支持性を強調するような歩行体験を提供する
…と、より効果的なように感じています。

上肢についていえば
上肢の筋緊張緩和を図るときに
あおむけではなくて、座った姿勢でおこなう。
できれば利用者さん自身のお身体をつかって
たとえば、利用者さんの麻痺側大腿部〜膝の上に上肢をのせた状態でも
上肢の筋緊張緩和を図る。
…と、より効果的なように感じています。

パターンを利用して、ターゲットとなる運動の再学習を図る
…そのことが、行為としての学習にもむすびつく
そんな印象を抱く今日このごろ。です。






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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
>水平方向の回路ではなくて
縦方向の回路の話になります。

畏れ入りますが、この部分を教えて頂けませんでしょうか?

何度か読み返してるのですが、ストンと落ちません。

2007/10/24 19:44
説明不足ですみません…(--;)
水平方向の回路というのは、ある課題を今までとは違うやりかたでおこなうときの脳の回路という意味です。
縦方向(垂直方向といったほうが適切でした)の回路というのはパターンを利用する…概念構造の階層性、行為>動作>運動という階層性を利用するという意味で書きました。

大脳新皮質は6層になっていて、それらの見た目と構造が均一であるということ、下方からの上向きの神経繊維だけでなく上方からの下向きの神経繊維もあるということから、「記憶=パターンの階層性を利用して記憶を貯蔵し、パターンを構築するようにして記憶と照合し予測する」という仮説を念頭において記事を書きました。
詳細は2006/9/20「考える脳、考えるコンピューター」の記事をご参照ください。

記事の前提条件となる根拠を明示しないで書き進めてしまって、すみませんでした…(__;)
spersnza
2007/10/25 00:05
いつも、ありがとうごます。

2007/10/25 05:21

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