『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2007/11/20 21:57   >>

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リハ実施計画書やケアプランを作成するとき

ニーズと目標と方針と提供サービスは違うものなのに混同してしまう
…ということがよくあります。

たとえば、目標に
「できることはしていただき、できないことは援助する」
「なるべく自分でできることは自分でおこなう」
なんて言葉があがってくることもありますが
これは目標ではないですよね。
100歩譲って、援助方針ならそうといえなくもないかもしれません(苦笑)

たとえば、陸上選手がもっと早く走りたいと思うとします。
目標に「もっと早く走る」と掲げるでしょうか?
たぶん「あと1秒早くゴールする」とか「1キロのラップを1秒短縮する」とか
目標というのはそういうものだと思います。

目標ですから、その方の状態像を具体化することが必要です。
具体化できないときや混同してしまうときは、
自分がよくわかっていないのです。

よく聞くのは
「頭の中ではわかっているんだけど言葉にできない」
という言葉ですが(苦笑)
本当にわかっていたら言葉にできます。
言葉にできるまでにはわかっていないのです。
つまり
わかっている。でも。書けない。
ではなくて
わかっていない。から。書けない。

このあたりのことは事故報告書の記事で
http://yoshiemon.at.webry.info/200711/article_5.html
みていたはずなのに書けない
ではなくて
みていたはずなのにみていなかったから書けない
ということを書きましたが
表面的なことがらは違っても
内部でおこっていることは全く同じだと考えています。

またよく聞くのは
「言葉はそのうち慣れてきて書けるようになる」
という言葉ですが(苦笑)
それは、ただ言葉のパターンが複数用意できるようになって
それを利用者さんにあてはめているだけ。
本当は言葉じゃなくて概念がわかっていないことが問題で
そのことの区別がつかない人のほうが圧倒的に多い
ということのほうが大問題だと考えているのですが…。

逆に言うと
リハ実施計画書やケアプランを適切に作ろうとする努力を通して
対象者や課題への自分自身の理解が適切かどうかを
自己検証する機会として活用することもできると思うのです。

…痛い思いをすることもままありますが(苦笑)








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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ケアプラン・ヒヤリ・ハットでもよく見ます。が、介護日誌にもよくみます。
研修会にて介護日誌の書き方をしたら、さらに書けなくなったとの関連ホームでの報告がありました。www  おそらく、書き方に終始したてしまったのか、目的の話はあったが、届かなかったのか?もしくは、届けられるような内容でなかったのか?
理由はあいまっていたとおもうけれど。結果は、何の為に、記入すべき事は何かが、理解されていないのだと思います。
と、同時にみていないから書けないという事の認識が出来ないのでしょう。
理解ではなく、認識。。本人はみているつもりでさえある。。。

どちらも、何を目的とした記入欄かが理解されていないのではないでしょうか。

さぁーてどうしようかと思案中です。

2007/11/21 01:10
ケアプランについて言えば、援助内容から考えてしまう人も沢山いるように思います。

何々の介助が必要→どこに目標を置く→なんで?ニーズ(これで本人の為になる?)
そのニーズってニーズでないっしょ!!

ニーズが見えない・・・みようとしていない??そんな事も多々あるのではないでしょうか?

2007/11/21 01:16
>ニーズが見えない
>本人はみているつもりでさえある。。。

ほんと、そのとおりで日常茶飯事です(苦笑)
いろいろ書いてきたけど
根本的には、社会人として未熟な人が本当に多いんだと感じています。







speranza
2007/11/21 20:04

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