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zoom RSS 脳卒中による片麻痺をもつ方のROM訓練から考える その4

<<   作成日時 : 2007/11/05 21:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

脳卒中による片麻痺をもつ方には
一見、手が拘縮をおこしているようにみえる方が多いです。

一見…というのは
パッと見に、あるいはいきなりストレッチしようとしても
手指は硬く曲がっていることが多いのですが
リラクゼーションをおこなっていくと、筋緊張が緩和してきて
手指が伸展してきます。

関節に対して、完全他動で回旋の動きをくわえていく
その時のお身体の状態に合わせて
リズミカルにおこなうのがコツです。
筋緊張が緩和すると手が感じますから
そしたら、伸びてほしい方向に動かしていく
硬くなったらやりすぎ。
筋緊張の緩和にもどります。

文字通り、お身体との対話です。

よくあるのは
一見、MP関節(手のひらにある指のつけねの関節)が硬いように見えるのですが
私の経験では拘縮はMP関節にはあまりおこりません。
中指のPIP関節に多いのです。
(PIP関節…というのは、MP関節のひとつ上にある関節のことです)
脳卒中のおこった部位や種類に関係なく、そういう体験をしています。
最後まで筋緊張を緩和しにくいのも
中指のPIP関節なのです。

だから、逆にいうと、もしかしたら
中指のPIP関節に拘縮をおこさないようなリハを提供することができれば
手指全体のROM可動域を維持していくことができるのかも…と考えています。









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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ
いつも、いつも質問ばかりですみません。

>手指は硬く曲がっていることが多いのですが
リラクゼーションをおこなっていくと、筋緊張が緩和してきて
手指が伸展してきます。

上記のりリラグゼーションとはどのようにおこなうのでしょうか?
または、どのようなものでしか?

私共に、脳梗塞後遺症、発症13年前右半身麻痺のかたがおいでで、ご入居4年になりますが、下肢の拘縮はあまりなく、四点杖歩行可能ですが、手がやっぱりグーになっており、拘縮がみられます。肩間接も稼働域制限あり、肘はもっと拘縮がみられます。
以前のPTにロム訓練を依頼したら、親指を広げて、次第に指全体を広げて、それから、肘を広げると。。アドバイスをうけてしておりました。
親指を広げるのは痛いとのことです。。
肘については、ゆっくりと曲げ伸ばしをしていると、20回め位から、スッという感じで開きます。。。(説明できたかが不明ですが・・・)

現在は鍼灸師が治療と共に、軽く?している程度です。(週3回)

2007/11/05 23:05
愛さん、その後お身体の調子はいかがですか?
どうぞお大事に…。

>リラクゼーション
は、上に書いたようにやってもらえれば…と思ったのですが、説明不足ですみません。

PTの人のいうとおり
親指を最初に広げることがポイントなのですが、
私としては
「グーになってるから広げる。肘が曲がってるから伸ばす」のではなくて
「過緊張になった結果としてグーになってるのだから
緊張を緩和する。
そうすればグーがパーに近づく。
過緊張の結果肘が曲がってるから緊張を緩和する。
そうすれば肘が伸びてくる」と考えています。
緩和=リラクゼーションが適切にできれば、
過緊張がもたらしていた、
弊害としてのグーだったり、肘の屈曲拘縮が改善される。
この説明で違いがおわかりいただけるでしょうか?

もうちょっと詳しい説明は次の記事に書きますね。
spersnza
2007/11/06 20:05

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