『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 認知症をもつ方への周囲の人の誤解 その4

<<   作成日時 : 2007/11/15 00:06   >>

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私たちは関係性のなかで生きている

自分にとっての利益、不利益に判断が左右される。

これは人間として避けようがないことだとも感じるけれど
でも、少なくとも仕事上では恥ずかしいことにはいると思うのですが。

同じミスをしても仲間だとかばい、仲良くない人だとこき下ろす。
自分にとって心地よい事を言う人だと、見る目が甘くなる。
利用者さんの目の前なのに、職員同士でおしゃべりが始まる。
…なんてこと、きっと経験してますよね?

「ものごとの道理」じゃなくて
自分にとっての「快適さ」が優先する。

こういうことが
認知症をもつ方との関係性のなかでも再現されているのではと思います。

たとえば
歩けなくなっちゃったら困るからがんばってリハビリしてほしい。
…って本当に困るのは誰?

それはやっぱり生活していくうえでの真実だとは思うけど
どこかで主語をすりかえてしまっているんじゃないだろうか?

たとえば
問題行動(!)をおこす人の場合
自分の為すべき業務(!)に支障が出るから、目立つ。
でも
言われたとおりに「はい、はい」と言って
素直にしたがう(!)人の場合、自分にとっての不利益がないから、目立たない。

だから
「できないこと」には目が向いても
「できること」には目が向きにくい。
…という可能性だってあるんじゃないかな?

もちろん
利用者さんの能力と困難をよく見てる人はいます。
それは年齢や経験や資格の有無に関係ないです。
すごいなぁ…って感じる介護職の人もいっぱい知っています。
でもそうじゃない人もいます。
療法士も含めて…。

こう言うと「忙しくて余裕がないから」と言う人が必ず出るけど。
それは違うと思う。

わかっていてもできないことはある。
でも
わからなければできない。
これは結果は同じでも、全然違う状況だと思う。

「利用者本位のケア」「対象者中心主義」って
口で唱えることじゃなくて
それを現実という厳しい状況のなかでも
どうやって実現していくのか
実現しようとする努力
そのありようにこそ
顕われてくるものじゃないのかな?

だから、私は(職員でも利用者でも)
その人の言っている言葉よりも
その人がどう行動しているのかをそっちを信頼します。

そして
ネットでの情報交換は
現実とは違って
直接の利害関係のない場でおこなわれるものです。
時間や空間という物理的な制約を超えて
1つの意見対1つの意見として出会える場でもあると感じています。

だから
ネットを上手に活用すれば
「ものごとの道理」で考えやすい場になる可能性があるんじゃないかと思うのです。















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