『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

アクセスカウンタ

zoom RSS 思いついたこと

<<   作成日時 : 2007/12/17 22:49   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

学生の実習指導について

まず、隗より初めよ。
…ということで
次に来る学生からやってみようと思います。
もう既にやってる人もいるんじゃないかと思いますが。
なんで今まで思いつかなかったんだろう…ということなのですが。

学生が来たら
学生のこの実習における「一般目標」と3領域ごとに「行動目標」を設定して
養成校に連絡する。
これは今まで私の頭の中でやってたことや
口頭で養成校とやりとりしていたことを文書化するだけだから問題ないと思う。
自分にとってちょっとプレッシャーがあるだけで…(苦笑)
大変だとしたら、自分がやってることが曖昧だって証明だし。

つまり、私が考えていることは
評価実習だったら評価実習として
学生としてのクリアすべき一般目標と行動目標があるけど
それらができるようになるためには
学生固有の課題としての一般目標と行動目標がある…っていうことだと考えているのです。

たとえば
実習の場合、たいていは行動目標として
客観的な記録ができる…というような項目があるかと思います。
では、なぜこの学生が客観的な記録ができないのか
どうしたら客観的な記録ができるようになるのか…という点については
それこそが学生固有の課題であったりするわけで。
たとえば、
「なぜ客観的な記録ができないか」
パッと思い出せる経験だけでも
Aという学生は、あんまり勉強をしてこなかったから
論理的に考えたり書いたりすることそのものの経験値が低かったし
Bという学生は、パッと見てパッと印象に残ったことだけを書き出していたし
Cという学生は、自分が何がわかって何がわからないのかが
わからなくて混乱してた
Dという学生は、基本的な解剖や運動学の知識がなくて
観察ができていないので記録もできなかった
…という具合に全然違う理由があるのです。
「客観的に書け」というだけの指導?指摘?ではなくて
「なぜ客観的な記録ができないのか」
そこをきちんとみきわめて指導していかないと学生の行動変容はおこらない。
それこそが指導者の仕事なんだと思う。
「こういう時にはこういうふうに書く」という指導だけじゃなくて。

いわゆる問題のある学生であろうがなかろうが
学生固有の課題に対する一般目標と行動目標の設定をして連絡すれば
養成校との情報交換も今までよりもずっと明確になるだろし。
やってみれば自分にとって得るところは必ずあるだろうし。
(こんなことを養成校から実習地にはお願いしづらいだろうけど)

臨床実習が抱える問題ってすごく大きく深くなってきてると思う。
将来的には協会が音頭とって
実習地は養成校に学生の一般目標と行動目標と実習計画書を出す決まりにしちゃう
…とかね。
…具体的な方法論はともかくとして。
今は指導者のフリーパスになっちゃってるでしょう?

仮にそうしたって
結局はリハ実施計画書のように
目標が目標として設定できない…というケースも続出するでしょうが(苦笑)
少なくとも
指導者の指導技術の未熟さを学生や養成校に責任転嫁して努力しない
あるいは学生にきちんと指導せずに合格だけさせてしまう
…というような指導者に対して
少しは自覚を促す効果もあるのではないでしょうか?

とりあえずは
隗より初めよ。です。











テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私は、自分の目標も、スタッフにたててもらう目標もケアプランとよく似た様式にしています。
到達すべき目的(目標)が長期目標。そこにたどりつく為には、何が必要かが短期目標で、具体的に何をするのかがケア内容の処。。。で、評価していくという風に。。

2007/12/18 01:40
職員の自己評価…ですね。
すごく良いアイディアですね。
トレーニングの機会が増えますものね。

speranza
2007/12/18 21:35

コメントする help

ニックネーム
本 文
思いついたこと 『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる