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help リーダーに追加 RSS 山桜、観てきました

<<   作成日時 : 2008/06/11 22:24   >>

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早めに行って良かった…。

空いてる席もありましたが、たくさんの方が観にきていました。

公式HPはこちら。
http://www.yamazakura-movie.com/

ここから先はネタバレです。









う〜ん…。
良い映画だとは思うけど
制作者の思い入れはわかるけど
「山桜」の世界よりも、思い入れのほうが伝わってきてしまって…
特にラストは登場人物のクローズアップの多用と一青窈の歌声が重なり
まるで結婚式の花嫁からの花束贈呈シーンの演出みたいで…
藤沢作品の趣きとはちょっと違うんじゃないのかな…と感じてしまいました。

それでもなお
東山紀之の動きの鮮やかさと寡黙さとの動と静の対比
田中麗奈の一途さ
どうしようもない描かれ方をした夫役を演じた俳優さんのすばらしい演技をはじめ
出演された俳優さんみなさんの素晴らしさは特筆に値すると思います。

課せられた柵の中で理不尽な思いを抱えながらも必死になって生きている人。
画面の中の農民達はお願いしますと訴えることしかできず
その現実を知っていてなお積極的に虐げようとする人。
目をつぶってそうせざるをえない人。
状況を見据え続ける人。

この映画で描かれたことは今も現実に起こっている。

表面的に起こるできごとには、
必ず関連して流れている背景がある。

映画の中の冷害という誰の目にも明らかな背景があるのと同じように
背景は現実に起こっている。
目に見える「背景」として。
それなのに、
そこを見ようともせずに、
表面的なできごとへの対応だけ要求されたら
「どうしろと言うんだ!」
と叫ぶしかなくなってしまう。

今もそう心の中で叫び続けるたくさんの人がいるのだろうと思う。

その一方で
「自分のありよう」としてのたくさんの選択肢を得て行使している人たちもいる。
半ば無自覚に、半ば自覚しながら。

他人は騙せても自分は騙せない。
誰かが言いました。

「プライド」という言葉は
今の日本ではとても悪い意味でしか使われないように感じていますが
「自分自身に対する誇り」というのは
本来はとても大切なものではないでしょうか。

この映画で描かれた弥一郎や弥一郎の母や野江が
厳しい状況の中でも、決して捨てずにいたもの

だからこそ
出会うことができたのだと信じたい。

















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