『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 第4回認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト

<<   作成日時 : 2008/07/02 23:39   >>

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先に開催された第3回分もあわせて、議事録が公開されています。

http://www.wam.go.jp/wamappl/bb05Kaig.nsf/vAdmPBigcategory20/78C02EF4EB65AAF84925747900284867?OpenDocument

その中に公開への要望が高かったので議事録を公開したとありました。
関連するもので非公開のものもなくはないのでしょうが
情報開示、事実誤認があれば異議申し立て、事実を共有化したうえで対策の提案…
あたりまえのことがあたりまえに動くのってすごいな…と感じました。

でも、なかで「?」と思ったのが
「身体のリハビリは理学療法士に任せておいて、作業療法士は認知症を勉強して欲しい」
というコメント。

私の持論は、
「理学療法士だろうが作業療法士だろうが介護士だろうが看護師だろうが
認知症をもつ方に接する人には、認知症の勉強が必要」

これって当たり前でしょう?
ところが現実には当たり前になっていないんです。

普通に考えたら
認知症のことがわからなければ
「仕事にならない」
と思うのですが…

私の知っているあるPTは
「理学療法士だから認知症がわからないなんて言わせない。
作業療法士だから身体がみられないなんて言わせない。
勉強しろ。」
と言っています。
こういう人は少数派です(苦笑)

ちなみに
私が最初に勤めたところは肢体不自由児施設だったけれど
「身体がみられなければADLもわからないんだから
作業療法士だって全身がみられるようになりなさい」
っていうところだった。
先輩のPTからもSTからも、たくさんのことを学ばせてもらった。
心理の人にも保母さんにもたくさんのことを教えてもらった。

考えてみれば
私は全体像がみられるところでずっと働いてきました。
その事自体、ラッキーだったと思うし
常に全体像の把握へ、という意識を保ち続けることができたのもラッキーだったんだと思います。

お年寄りに対しても
バリデーションをしたり
認知症予防教室を開催したり
運動器の機能向上サービスを担当したり
心身の障害がごく軽度の方から重度の方まで
たくさんの方からいろいろなことを学ばせていただいています。

心身両面が見えるからこそ、気がつくことがたくさんあって
還元できることの量も増えるし、質も変わります。
(具体的なことは改めて記事にします)

宮大工の西岡さんは、修行の一環として農学校に行かされたそうですが
そこでの土壌に関する知識がすごく役に立ったそうです。
良い宮大工になるために…ではなくて
伽藍をちゃんと建てられるようになるために…ということですよね。
そのために「大工」の腕を磨く

決して、本末転倒にはなっていない。











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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
わたしは建築をベースに長く役所勤めをしてきましたが、転職して福祉施設の事務員をしています。
これまでの営繕の仕事や地域の環境改善の仕事など、今思えば無駄になった経験は何一つ無いように思います。
さらに知的障害の方々と接していながらいろいろな事を学ばせてもらっています。
障害を見るのではなく、人としての全体像を見られるようになれたらと思います。
Heart さん
2008/07/05 14:54
いつもお立ち寄りくださいまして、どうもありがとうございます。

>長く役所勤め
変化は周辺で起こると感じています。
違う世界との接点をお持ちの方のほうが発見も多いように感じています。
speranza
2008/07/05 21:38

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