『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

アクセスカウンタ

zoom RSS ソフト食

<<   作成日時 : 2008/10/28 21:51   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 4

今さらながら…ですが。

高齢者ソフト食は、宮崎県の黒田留美子さんという管理栄養士さんが開発されました。
http://www.softshoku.net/

日本では、お年寄りのお食事は
普通食→きざみ食→ミキサー食
という順番で段階がつけられています。

歯で噛むはたらきが弱い方には、きざみ食。
舌で食塊を形成するはたらきが弱い方には、ミキサー食…といった具合にです。

でも、実際には
きざみ食では、かえってむせこみやすくなる方もいます。
それは、きざんでしまうと、口の中で食塊がバラバラになったまま食塊を形成できない方もいるからなのです。
ミキサー食は、むせにくいかもしれないけど
見た目が今ひとつ。
何のおかずがわからなくなってしまいます。

黒田さんは、食材の特性を見直し、活用し、調理方法を工夫して
より安全においしく楽しく食べる…というお年寄りのお食事の新しい方法論を開発されたのです。

例えば
餡にオリーブオイルを少し混ぜるとのどごしがよくなる
米は2倍量の水にゼラチンパウダーを混ぜて炊くと飲み込みやすくなる
白菜は噛み切りやすいよう、繊維に対して直角に切る
かぼちゃに裏ごしした豆腐を混ぜるとパサパサ感が減り、まろやかになる
…などなど、さすが食のプロ!!ならではのアイディアとワザがすごすぎです。

きざみ食やミキサー食が当たり前の世界の中で
新しい形態を開発した黒田さん。

そこまでたどり着く道は容易じゃなかったと思います。
さまざまな研究と試行錯誤があったのではないでしょうか。

最初に発見、発明した人は、本当にすごい。




ちなみに
ある消化器専門の医師は
「外国にはきざみ食なんてないんだよね。」
と言っていました。










テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
外国ってどんな食事形態なのでしょう?
刻み食とかミキサー食って何か食べる気失せる
感じはしますね。
見た目も大事かなって思うことはあります。
目で見て食べるっていいますよね。
確かに口に入ったあとは刻み食やミキサー食の
ような状態になってはいるとは思いますが。。
はじめ
2008/11/01 22:50
はじめさん、コメントありがとうございます。

>外国ってどんな食事形態なのでしょう?
その先生いわく「やわらかく煮込んだものやポタージュスープ」とのことでした。

>目で見て食べる
そうなんですよね。とてもおろそかにされてる部分だと思います。
お食事そのものの見た目はもちろんですが、食塊認知を促さずに介助してる人ってとても多いでしょう?つまり、食器からスプーンでお食事をすくってそのまま口の中に入れてしまう…口の中に入れる(そもそもこれもおかしいと思ってますが)前にしっかりと利用者さん自身が食塊を目で見て確認する「間」を設ける人ってすごく少ないんですよね。時間にしてほんの1〜2秒の違いのことなのに…。
speranza
2008/11/01 23:39
今日は蕪の煮物でしたが、かまなくても食べやすく、おいしかったです。
大根よりかみやすいですね。
色々食材の調理方法でもおいしく食べられるのかなと。
そういう工夫って病院や施設ではしているのだろうか?
意外に専門職(栄養士や管理栄養士)などのほうが知っているようでしらないのかもしれないですね。(批判している訳ではないです^^)
自分も自分の専門性って考えさせられることもあります。意外な知恵(昔の)って役立つこともありますね。
それを受け入れる素地をどんどん作れる柔軟な
発想が必要なのかもしれないです。
はじめ
2008/11/23 18:59
はじめさん、コメントありがとうございます。

>柔軟な発想が必要なのかもしれない
そう感じています。
ちょっと前のOTジャーナルにEBP(Evidence Based Practice)って言葉を論文で使っていた人がいて、あぁいい言葉だなぁ…って感じました。
speranza
2008/11/24 20:01

コメントする help

ニックネーム
本 文
ソフト食 『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる