『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 歩くときは良いほうの足の動きに気をつける…補足説明B面

<<   作成日時 : 2008/12/05 00:11   >>

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逆に良い面は…

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もともと、非麻痺側なのですから
足関節の動き自体には何の制限もなく自由に動くはずなのです。
それが全体との協調を図って自粛しているだけなのですから
そのはたらきを否定しないで、でも、更に上を目指す…ということを考えればいいと思うのです。
全体との協調を壊さずに非麻痺側の足の動きを開放する
…つまり、非麻痺側の足は安定性安全性のために自らの動きを自粛したのだから
安定した安全な環境なら非麻痺側の足は自粛した自らの動きを開放しやすくなるのではないでしょうか。

杖や独歩で歩いている方が平行棒で練習するというのは
一見、見た目はレベルが低いと「見える」かもしれませんが
身体のはたらきとしては
非麻痺側も麻痺側もそれぞれの足の潜在的なはたらきをあらわす…統合としての能力発揮…という「はたらき」という面ではむしろレベルが高い練習をしているともいえるのではないでしょうか。
…しかも、身体のどこにも負担をかけずに。

別に記事にしますが
脳卒中後遺症をもつ人の多くが腰背部の筋肉がこっています。
(肩こりのひどいような状態)
この練習を積み重ねると腰背部のこりも減ってきます。
ただし、負担の少ない歩き方…という意味で
腰背部のこり解消の方法論という意味ではありません。

そのかわり、この歩き方は疲れますので休み休みなさってくださいね。
1分でも2分でもいいから、疲れたその時にすぐに休むことが大切です。
休むのもリハビリのうちだと思って小休止をたくさん合間にいれてください。

平行棒を使って、何回も何回も繰り返し練習していると
そのうち自然と杖でも独歩でも平行棒と同じように歩けるようになってきます。
身体が更に上のはたらきをできるようになった…ということだと思うのです。

でも、ただ単に「かたち」だけ歩いていて
いつのまにか右足の動きがおろそかになってしまうような人は
なかなか歩き方が変わりません。
つまり、身体の「動き」だけではなくて
動きの「感覚」を感じとりながら、「動き」を考えながら
身体と心と頭を同時に使う人のほうが効果テキメンです。












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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
 私は回復期リハビリで、杖なしで歩く訓練と同時に、平行棒の向こうに全身が映る鏡をおいて、姿勢を正して歩く練習を何度もさせられました。今から思うと、この時に姿勢だけでなく、麻痺側・非麻痺側共に『踵接地〜つまさきでのけり』の歩き方を心がけるようにアドバイスされていればと思います。

>脳卒中後遺症をもつ人の多くが腰背部の筋肉がこっています。
・・・確かにそうですね。不思議なことに、非麻痺側の大腿四頭筋と前脛骨筋にもこりがあります。
 とにかく、今は平行棒も手すりもありませんが、無理をしないで、休み休み毎日続けたいと思います。

>身体と心と頭を同時に使う人のほうが効果テキメンです。
・・・私もそう感じています。後日私のブログにこのことも書こうと思います。そのときには是非ともご意見をお願いします。
マサおじさん
2008/12/05 12:34
お気を悪くしないでいただきたいのですが、姿勢を正そうとしてよけいに安定性を必要とした身体が「べた足」を安全のために採用した…という可能性があるかもしれません。ちょうど今日その体験をしたばかりです。記事にしてみますのでご意見ご感想をいただけたらうれしいです。

前脛骨筋のこりには気がつきませんでした。
私がよく遭遇するのは、腰背部と下腿の外側部と、おっしゃるとおりに大腿四頭筋です。
平行棒も手すりもないところでの練習については前の記事のコメント欄に代替案をご提案いたしました。ご検討いただければ幸いです。

マサおじさんのブログの記事を楽しみにお待ちしています。
speranza
2008/12/05 21:56
>姿勢を正そうとしてよけいに安定性を必要とした身体が「べた足」を安全のために採用した…という可能性があるかもしれません。
・・・確かに姿勢を正して歩こうとしたときから「べた足」になり始めたように思います。

 教えていただいた室内での練習や戸外でも壁などがある安全なところで歩くようにし、安定してから道路などでの練習に移ろうと思います。
有り難う御座いました。
マサおじさん
2008/12/05 22:27

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