『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 日本社会の魔法

<<   作成日時 : 2009/01/06 22:34   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 8

1月3日の朝日新聞の天声人語に書かれていました。


暮れの紙面に、本紙との記者交流で来日したニュージーランンド紙のレベッカパーマーさんが書いていた。東京で暮らした3ヶ月の間に、待つことがずいぶん苦手になったそうだ。
「便利さや快適さ、効率などへの期待がずっと増した。
要するに、私はベストなものを今すぐほしがるようになった。」
日本社会の魔法だろう。



自分で創り出すのではなくて
要求するのですよね。

私は研修などの宿泊先は某サイトの口コミもチェックしてから決めますが
(質素でいいから清潔でないとイヤです)
ちょっと驚くような投稿もあります。
それは明らかにシティホテルではなくてビジネスホテル
しかも宿泊費だって安くはないけど決して高いところではないのに
「シャンプーリンスの香りが自分好みではなかった」
「くるくるドライヤーがほしい」
「歯ブラシの硬さが好みではない」
…それを要求するならもっと高いホテルにするか
自分がいつも使っているものを持っていけばいいのに
そう思いました。

以前にあるコインランドリーのことを記事に書きました。
http://yoshiemon.at.webry.info/200510/article_10.html
理由があって両替機を設置していないのに
「いまどき両替機がないなんておかしい」
「設置しろ」
と書きなぐってあったり
自由ノートにこどものいたずら書きがページを飛ばして書かれていたり

たとえば
両替機がなかったら
自分で小銭を用意すればすむ話だし
こども連れで出かけるときには
グズり対策にちょっとしたお菓子とかジュースとか絵本やおもちゃを持参すればすむ話だし

他人に要求する前に自分ができる工夫っていっぱいあるように思います。

便利で快適なのはラッキーなことなのに
便利で快適が当たり前になってしまって
それを「商品」「サービス」として要求するのが当たり前になってしまって
…それって「ほしい」「やって」って泣きわめくこどもと一緒だと思う。


でも
冒頭の記者がたった3ヶ月で変わってしまった…っていうことは
日本人の私には知らず知らず染みついてしまっているのかもしれない。
だからこそ、気をつけよう…そう思いました。









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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
 何時の時代からか、衣食足りてズボラな日本人が増えました。
 世間が便利になると、人間は誰でもそれに慣れてしまいます。そうではない世界の人でも、ぬるま湯の快楽を知れば直ぐにそれを当たり前に考えるようになります。 便利な世の中は快楽に通じます。

 自己の快楽に合わないと文句を言う。これはジコチュウと言えます。こういう人は、相手(置かれた状況)に合わせる事が出来にくい人だと思います。
 モンスターペアレントや似たような患者さんが多いとも聞きます。変な世の中になりましたね。
マサおじさん
2009/01/07 10:31
初めてコメントさせて頂きます。
いつもブログは拝見させて頂いております。

私は主人が不自由な身体になってしまたので夜らーめんやさんで働いていますが、そこでも勝手な人がいるものだとあきれることがあります。

何で雑誌、新聞がないのか
子供用のイスがなぜないのか
トイレが寒い
などなど・・・

自分の欲求ばかりです。
それを子供が見て影響されてやがて同じような考えをするのかと思うと恐ろしいです。

これからの世の中が恐ろしいです。
自分自身も気をつけなくてはと思う日々です。
ヨッチャレ
2009/01/07 16:01
ヨッチャレさん
こちらの方も、よろしくお願いします。
マサおじさん
2009/01/07 17:09
本当に「待つこと」「がまんすること」ができない国になってしまいましたね。
もちろん、短時間で解決できることが重要な場合もありますし、すべてがマイナスだとは思いませんが、一昔前に日本人が持っていた「間」の大切さまで失われてしまっている気がします。

待つことの喜び・・とでもいうのでしょうか・・
例えばメールなんてなかった時代・・
通信手段は手紙か家の黒電話でした。
手紙を書くときには便箋を選び、筆記具を選び、もちろん文章を考える・・そこには相手を思う心がすでに或るのですよね。

そして投函したあとは相手が読む姿、思いを想像し、返事を待つ・・・

そこにはとても暖かい時間が流れているのだと思います。

電話をかけるときにも時間帯を考え、友人のご家族にきちんと挨拶をして呼び出していただく・・

そういったところからも礼儀や社会性が身についていったのかもしれません。

もうすでにあの頃には戻れないけれど、今の環境をふまえての家庭教育や社会教育が必要なのでしょうね・・
あきゅ
2009/01/07 19:31
マサおじさん
>相手(置かれた状況)に合わせる事が出来にくい
本当にそうですね。
「私は合わせられません」「私はジコチュウです」と自ら言ってるようなものですよね。

合わせられない…変えられない…ということは、自分にとっての快適な思考回路だけを使い続けていて、そうでない状況や人を否定するということなので、まさしくこれこそ本物の廃用症候群だと思います。使えない理由があるわけではなくて、使おうと思えば使えるのに使わないだけなんですもの。

それから、いつもいろいろとお心使いいただき、ありがとうございます。
speranza
2009/01/07 20:58
ヨッチャレさん
いつもお立ち寄りくださいまして、どうもありがとうございます。
コメントもお寄せくださいましてありがとうございます。
これからも引き続きよろしくお願いします。

>子供が見て影響されてやがて同じような考えをするのかと思うと恐ろしいです。
おっしゃるとおりだと思います。
子供は親の言うことだけではなくて、親のしていることをマネしますよね。育児は育自だとも思うのですが…。

箱根駅伝のランナーが走り終わって息も苦しいだろうに走ってきた道路や沿道の人たちにお辞儀をしていた人が何人もいました。
そういう若い人たちに希望を託したいです。
speranza
2009/01/07 21:09
あきゅさん
コメントありがとうございます。

昔は駅に伝言板があってチョークでいろいろと書き込まれていたものです。約束の時間に遅れても連絡のしようがなかったので相手を待たせないように時間には遅れないように気をつけたものです。
今でもお年寄りは約束の時間よりとても早く来られる方が圧倒的に多いです。

>今の環境をふまえての家庭教育や社会教育が必要
本当にそう思います。そうするしかないですよね。
speranza
2009/01/07 21:16
ナイス玉をクリックしてくださった方、どうもありがとうございました。
こちらの記事には反映されていませんが、メール通知でちゃんとうけとりました。
speranza
2009/01/07 21:18

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