『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS リラクゼーション…実際のやりかた その2「自分でほぐす方法」

<<   作成日時 : 2009/01/07 22:30   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 5

この方法は、ご自身のお身体の動きをかなりコントロールできる方に向いています。

腰や太ももの前側、ふくらはぎの筋肉をほぐします。
座っておこなう方法です。
おひとりで安全に座ることが難しい方はご遠慮ください。

まず、温めます。
この運動は入浴後になさるか
あるいは「簡単ホットパック」を張っている筋肉のところにあててみることをおすすめします。
http://yoshiemon.at.webry.info/200812/article_15.html
    
温まって気持ちいいなぁ…あぁさっきよりラクになったなぁ…
という「体験」をしていただきます。

これには理由があります。

まずは
究極のリハビリは療法士が関わらなくてもすむことだと考えているので
ただし、脳卒中の後遺症がゼロになる方は非常に少ないと思うので
筋肉のこわばりに対する対処を知っておく必要性があると考えています。
療法士によるリハビリを受けている時には
療法士にいろいろしてもらっていても
いざリハビリを卒業するとなった時に
対応策がゼロになってしまうと一気に困ってしまうと思います。
療法士の中には「ホットパックに頼らずに自らの手の効果を示せ」
という考え方をする人もいるようですが、
これって考え方が療法士サイドに立った考え方であると同時に
逆にいうと結果的にであったとしても療法士に依存させたリハビリの提供になってしまっています。
だって、療法士の手でしか良くならないのですもの。
一見、自らの職業的根拠を明確にする考え方のようでいて
利用者利益の考え方にはなっていないように感じられてしまいます。

次に
脳の回路再建がリハビリなのですから
常に筋肉がこわばったままでは回路ができないと考えます。
筋肉は伸び縮みをすることで、そのコントロールが自在にはたらくことで
関節を動かしているのですから
筋肉がほぐれた…という「体験」が脳に新しい回路として刻まれると考えています。
なので、とにかく辛い状況を断ち切れる…あるいは緩和できる…
という「体験」そのものが必要だと考えています。

ホットパックで温まってラクになった…という体験ができれば
ご自分でもお風呂に入ったり
貼るホッカイロを使ったり(低温やけどにはくれぐれもご注意ください)
少なくとも冷やさない…レッグウォーマーを履く、膝掛けを使う等の対応を
ご自分ですることができると思います。
それはそのこと自体が現実的な対処であると同時に
将来の脳の回路再建に向けての大きな準備をしていることにもなっているのだと考えます。

前置きが長くなりましたが
この前置きこそが大切だと思うのでご了承ください。

温まってお身体がほぐれやすくなったところで
腰掛けていただきます。
ご家庭でなさる時はベッドの上か膝くらいの高さの椅子でなさるといいと思います。
(ちゃぶ台に座ってやってるという方もいらっしゃいます)

腰を非麻痺側の方へちょっと動かし
麻痺側の方へちょっと動かします。
座骨をしっかりと意識して
(両方のお尻が座面と1番接している部分)
リズミカルにちょっとずつ数字にしたら1pくらいずつ左右に動かします。

お身体のどこかがキュッと硬くなるようでしたら動かしすぎです。
しばらくそのまま続けていただいて
上手にできると自然と首まで動いてくるような感じになると思います。
そうなったら少しずつ大きく動かしても構いません。

次に
膝を左右に揺らすように動かします。
腰はそのままで片方の膝だけ動かします。
この時は多少大きく動かしてみてください。
まず、非麻痺側の足で試してみてください。
上手にできるとふくらはぎがぶらんぶらんと揺れるような感じになると思います。
感覚がつかめたら麻痺側の足でもなさってみてください。

本当はまず誰かにやってもらって
気持ちの良さを「体験」していただいてからのほうが
ご自身でもやりやすいと思いますが
まずはご紹介。

この運動をしてから
アキレス腱のストレッチをしたり
あるいは「歩き出すときが大変」
http://yoshiemon.at.webry.info/200812/article_21.html
で紹介した立ってやる運動をしてもいいし
1日の疲れをとるためにこの運動だけしてお身体をしっかりと休めることもいいと思います。

この次には
同じ運動をお手伝いする方法を記事にしてみます。









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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
speranzaさん
 今回の座って、腰を少しだけ、右にゆっくりと動かす。左にゆっくりと動かす。
 前回の立って、腰を少しだけ右にゆっくりと動かす。左にゆっくりと動かす。
 身体を温めてから、寝る前に実行しようと思います。

 暖かい日は、散歩に行く公園でも、何回か実行しています。「踵〜爪先歩き」で緊張した筋肉を弛めるのに効果があり、感謝しています。ありがとう御座いました。
マサおじさん
2009/01/08 11:05
マサおじさん、お役に立てたならうれしいです。
コメントありがとうございます。
speranza
2009/01/08 21:27
pocoさん、驚いた玉へのクリックありがとうございました。
speranza
2009/01/08 21:29
speranzaさん

 早速、夫にやってもらいました。前回の、(歩き出すときが大変、、)も随分役に立っています。  まだ、(最後のこの動きを繰り返すと自然と膝が屈伸の動きを始めるようになってきます)はあまり上手くいきませんので私がサポートし少しづつやっています。散歩の途中で歩きがおかしくなってきたときも立ち止まりやりますと調子が戻ってくるようです。 いつもありがとうございます。
ひろまま
2009/01/08 23:20
ひろままさん、コメントありがとうございます。

難易度的には前回の「歩き出す〜」のほうがやりやすい方法だと思います。こちらのほうがちょっと難しい…けれど、リラックス感や気持ちよさはこちらのほうが高いと思います。
(1番心地よいのは次に書く誰かにしてもらう方法です。)

人間の身体って本当に不思議ですごいなと思いますが、リラクゼーションもやっているうちに身体が柔らかくなるまでの時間が短くなってきますし、ほぐれかたもよりほぐれるようになってきます。
最初から全ての動きがパーフェクトにできなくてもいいのです。
「ラクになる」「筋肉がほぐれる体験をする」ことが大切なのでちょっとでもラクになれば目的達成です。今なさっているように少しずつなさってくださいね。
speranza
2009/01/09 18:54

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