『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 私たちがまずおこなうべきこと

<<   作成日時 : 2009/01/23 00:06   >>

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それは「生活目標」を適切に設定できるようになることだと考えています。

この記事は療法士や介護士、看護師を念頭において書いているので
当事者の方には『?』と思われるところも多いかもしれません。
すみませんが、ご了承ください。

私たちは実習の時に
LTG長期目標とSTG短期目標の設定のしかたを学んだはずです。

でも、リハ実施計画書を書く段になって
きちんと「生活目標」が立てられる療法士は、そんなに多くはありません。

胸を張って学生に目標の設定の見本として提示できますか?

YESと即答できる療法士はそんなに多くないはずなのです。

なぜなら、目標と目的と内容を混同している療法士が非常に多いからです。
なぜなら、実習で
個々のケースに即しての「目標を教えてもらって」はいても
個々のケースを例にして「目標の設定の仕方を教えてもらってはいない」
場合が圧倒的に多いからなのです。

だから
実習生を前にして
自分が教えてもらっていないし
現実に実践できていないから
言語化して教えることが困難になってしまっている
…そういう悪循環にあると考えています。

そして
このような現実は、療法士のみならず
看護師、介護士、そしておそらくは教師の世界でも起こっていると感じています。

目標を適切に設定できなくても
リハビリテーションをすることはできます。
けれど
Rehabilitationをおこなうことはできないだろうと感じています。

逆に
目標が適切に設定できさえすれば
仮に不適切な方法論を選択してしまった時にでも自己修正がきくし
漫然としたリハの提供なんてできなくなるし
具体的なアドバイスができるようになってきて
悪循環から抜け出して良循環にはいっていきます。

目標を適切に設定することこそがすべての始まりなんです。

もう1度原点に立ち返って
対象者の方の利益となるサービスを提供できるようになるために
目標を適切に設定できるように
研鑽を積むことは、今すぐにどこでも誰にでも始められることではないでしょうか。




ちなみに
「リハ実施計画書多職種協同作成の困難なところ」
http://yoshiemon.at.webry.info/200606/article_7.html
「よくあること」
http://yoshiemon.at.webry.info/200711/article_14.html
「生活目標が適切に設定できること」
http://yoshiemon.at.webry.info/200712/article_13.html
「生活目標の設定について」
http://yoshiemon.at.webry.info/200712/article_20.html
「生活目標の設定について その2」
http://yoshiemon.at.webry.info/200712/article_21.html

今、確認して気づいたのですが
具体例がないからわかりにくいですよね。
「その3」が必要だということを感じました。
近いうちに記事にします。








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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
私が書いた今日のブログは、偶然にも、この記事に書かれた内容に、一部分に当てはまると思います。
 私たちは、可能な限り元の生活に戻りたいのです。これは自分が麻痺を起こしたと考えれば分かることだと思います。自分の片手が麻痺したら、少しでも動いてほしいと思うはずです。不十分でも両手が使える方が便利ですし、より回復する可能性も期待できます。片手で何でも出来るから麻痺の手は動かなくても良いと本当に思いますか。リハビリ医療に携わる皆さん考えてみてください。
 そしてそのことがリハビリに生かされることを期待しています。この場をお借りしてお願いいたします。
speranzaさん どうも済みませんでした。
マサおじさん
2009/01/23 15:47
マサおじさん、私はこのウェブログが「客よし、店よし、世間よし」につながっていく「場」の1つになるのなら、それはとてもとてもうれしいことなのです。

マサおじさんが勇気を出してこのような真摯なコメントを書いてくださったことに尊敬の念を抱きます。
マサおじさんが知っているたくさんの方のことを思い、そしてこれからそのような方が少しでも少なくなることを願ってのことだと思うのです。

私たちがそれぞれの場でできることはきっとあると思います。私にできることは本当にたかが知れているのですが、でも関わることのできる「場」を活かして挑戦していきます。

回復期に働く療法士の方も「ADL向上」という圧力は厳しいとは思いますが、でも、ADL向上のアプローチはそのままにプラスαとして自主トレの指導をするなど…ちょっとした工夫の余地がないはずはないのです。

脳の可塑性、可能性は当事者の方だけでなくて、療法士にとってもそうだと感じています。
世界の可能性がそうなのですから!
speranza
2009/01/23 19:44
「I have a dream.」
1人の勇気ある言葉の背後には何万何十万もの人たちの想いがあったことと思います。
「Yes, we can !」
今ではみんなの実践に変わっていく現実になったのです。

マサおじさん、どうもありがとうございました。
speranza
2009/01/23 19:45

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