『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 自主トレ励行

<<   作成日時 : 2009/01/23 20:55   >>

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私は通所リハの方にはなるべく自主トレを励行しています。

そもそも、私の提供するリハは
基本的には筋力強化ではなくて身体の使い方の再学習なので
恊働してつくった回路をより太くより深くするために
必然的にどうしても自主トレの機会が必要なのです。

陰で「あれはただやらせているだけでリハビリじゃない」
と誹謗中傷されたこともありましたが(苦笑)
そう言ってる人自身がRehabilitationをわかっていない
…ということを吹聴しているようなものです。

利用者自身が生き生きとがんばることができるのはどちらのリハなのか一目瞭然です。

明確な目標が設定され
あなたにはこれができるようになるんだから
そのためにここに気をつけてこんなふうにしてこういう運動をしてみてね
と言われたら、どうでしょう?
確かに身体が変わる具体的、現実的な体験をしたうえで
具体的に自分でできるがんばり方を伝えてもらえたら
がんばらないわけがありません。
ご自身で努力したことが実感となって変われるんだ…!という体験ができれば
自主トレは苦しいだけではなくて大変だけどおもしろい、やりがいがある
そういうものに変わっていくはずです。

療法士に動かされた時にだけ動ける
でも自分ではその動きはできない
…というリハビリでは
結果的にであったとしても
リハビリ=させられるものであり
自分ひとりでは難しい、療法士が必要という体験をさせることになり
それは自己信頼感を減少させたり喪失させたりしてしまいます。
たとえ、結果的にであったとしても
そのことが脳の代替回路再建に良い影響を与えるはずがないと考えています。

当事者の立場からもっと明確に具体的に述べておられるのがマサおじさんの次の記事です。
「日曜日・祝日もリハビリがある方が良いのでしょうか。」
http://12346529.at.webry.info/200901/article_37.html

療法士の人や介護士の人は
是非、こちらの記事を読んでいただいて
明日からの方法論についてご検討いただきたいと思います。




蛇足を承知で書きますが
私もマサおじさんも
なんでもかんでも自分ですることを奨励しているわけでは決してありません。
為せば成る、がんばれがんばれ、自分でやらなきゃできなくなるよ
…そんなことでは決してありません。

もっとsmartな方法論を提案しているのです。
(ですよね?)








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コメント(5件)

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 私が言いたいのも、マサにその通りです。
『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』
 願いの成就というものは勝手に訪れてくるものではなく、自らの力で作り上げるものだ。
思い通りの結果が得られていないのは、自分自身が、実現に向けた努力をしていないからだ。
 と上杉鷹山は言ったのです。

 与えられた「現実」をただ受け止めるのではなく、自分の意志、判断、行動に関連付ける「主体的」な考え方。それこそが、この文言の意味するところなのです。リハビリの提供側と当事者側が共にこの言葉を共有できたら素晴らしいと思います。ありがとう御座いました。
マサ
2009/01/23 22:27
↑慌ててマサだけになりました。
マサおじさん
2009/01/23 22:29
>自分の意志、判断、行動に関連付ける「主体的」な考え方。
それこそが、自立だと考えています。
いろいろなことを知っているだけの人と自分で試行錯誤してきた人の言葉は全然違います。
自分の血となり肉となった考えを言う人の言葉には魂がこもっているような気がしています。
ウェブログを書いていてある意味怖く、ある意味安心なのは、言葉にはその人そのものがあらわれる…言葉にしていない行間からもにじみでてしまう…ごまかしようのないものだということです。
speranza
2009/01/24 21:22
>リハビリの提供側と当事者側が共にこの言葉を共有できたら
マサしく、そのとおりだと感じています。
認識を共有したうえでの恊働作業が図れたら…リハビリはもっと変わっていくでしょう。
利用者さん、患者さんが真の意味で自立の道を歩むということは、恊働作業のパートナーである療法士も真の意味で自立の道を歩むことになるのですから。
自立とは…知識や技術に使われることではなくそれらを適切に使えるようになる…ということです。
人の意見を鵜呑みにすることではなく自分の目でみて自分の頭で考えて自分の身体で実行する…ということです。
speranza
2009/01/24 21:22
対人関係において一方が変化を示した時には、他方も否応なく変化を迫られるのです。関係性を維持するのなら他方にも変化を要求するし、さもなくば関係性の継続が困難になるのだと感じています。
先の記事で書いた「適切な生活目標がその後を要求する」ように「関係性」そのものが要求してくるのです。

逆に言えば、Rehabilitationの真の意味を理解し、体現する療法士が増えれば、利用者さん患者さんが「主体的」にリハビリにとりくむ…そういう人が必然的に増えていくのだろうと感じています。

マサおじさん、どうもありがとうございました。
speranza
2009/01/24 21:23

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