『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 忘れられない体験

<<   作成日時 : 2009/01/25 00:00   >>

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私が学生の時の評価実習中の体験です。

脳卒中片麻痺の方を担当しました。
ご家族の方は付き添いでベッド脇に寝泊まりしていらっしゃいました。
(当時はまだ付き添い制があったのです…はい、そうです。相当昔です…苦笑)
ある日、お部屋にうかがうと
ちょうど着替えを手伝っていらした時で
ちゃんと片麻痺の方の着替えのポイントをつかんでいらしたのです。

「看護婦さんか誰かに教えてもらったのですか?」
と尋ねたら
「いいえ。誰にも教わってないけど、どうしたら1番着やすいのか
いろいろ試してみたらこの方法だった。」
とおっしゃったのです。

確かな知識は助けになる。
(聞きかじりの生半可な知識はタチが悪い…と感じています)
でも知識がなければできないわけじゃない。
たとえ知識がなくてもその人のことを芯から思えばできることもあるんだ。
山に登る道はひとつじゃなくて
いろんな登り方があるけど
結局は頂上にたどりつけるんだ。

遠回りせずに
より的確に
できるようになるためには
確かな知識がいるけど
知識だけがすべてではないんだ

そして
患者さんは70歳代
付き添っていらした方もやはり70歳代
病院の床は冷えるでしょうに
(ちょうど今頃の時期でした)
患者さんのベッドの脇に折り畳んだ布団が重ねられていました。
その情景を鮮明に覚えています。

患者さんだけでなくて
ご家族の方も必死なんだ

そう感じたことを覚えています。







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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 回復期リハビリテーション病院に転院して間もない頃です。作業療法の訓練室で担当のOTさんに聞かれました「着替えはどうしてますか?」と。急性期病院では一日中パジャマでした。リハビリの時も。ここでは、冷静に見回すと、全員が着替えています。私だけがパジャマでした。返事に困り「出来ると思うのですが」と、あやふやに答えますと。このシャツを着てみてくださいと、前ボタンの大きめのシャツを渡されました。「困ったなー」と、思いましたが、何とかシャツを広げて、麻痺の左腕を袖に通して肩を合わし、首の後ろから襟を掴んで右肩に寄せて右袖に右腕を通しました。後は右手で着具合を整えました。「良くできました。こんどは脱いでください」。右手で左の肩からシャツを外し、こんどは袖口を持って左手を抜き、背中から右手を回して右側に引き寄せて何とか右手も袖から手を抜きました。

マサおじさん
2009/01/26 13:10
 「明日から着替えてきます」と、言うと「困ったらナースにたのんでくださいね」との返事でした。

 必死になると何とかなるのことも多いのですが、特にアドバイスは無かったので、「やったー」と思ったのを思い出しました。

 翌日は着替えて訓練室に行くことが出来ました。トレーナーとゴム入りのパンツ(ズボン)にスニーカーを履いて。

 「着替えや、スニーカーを履くことは前の病院で練習したのですか」と聞かれたので、正直に「今日が初めてです。一人で出来ました」と答えました。そのときのOTさんの反応は覚えてはいませんが、かなり驚いていたように思います。

 必死になると出来るとは多いと思いますが、変な我流にならないことが必要だとも思っています。
 私事で済みませんでした。
マサおじさん
2009/01/26 13:17
けんまるさん、ナイス玉をありがとうございいました。
speranza
2009/01/26 20:42
マサおじさん、コメントありがとうございます。

初めての着替えが人前で…というのは、すごく緊張されたと思います。「やってみたらできた」といううれしさはもちろんだったと思いますが、格別のお気持ちがあったのではないでしょうか。
確か、その時はまだマサおじさんの手は動いていない時ですよね?担当のOTが驚くのも無理はない…と感じました。

>変な我流にならないことが必要だとも思っています。
基本の方法とその意味を理解したうえで我流を選択するのなら、それも一理あるとは思いますが、たいていの場合はそうではありませんものね。

ちなみに、着る時は麻痺側から脱ぐ時は非麻痺側から…の方が服にゆとりがあるので麻痺側の肩を痛めにくい…と言われています。
マサおじさんが左側から先に脱ぐことができた…というのは多少なりとも左肩(腕)を動かすことができた…ということなのではないかと思いました。

「体験談」から私たちが学べることはとても多いので、もし良ろしかったら、これからもいろいろな体験談を教えてください。
speranza
2009/01/26 21:20
この記事のコメントに関して、私の不適切な表現のためにマサおじさんにご心痛とご迷惑をおかけしてしまいました。
私は決して基本だけが正しいと考えているわけではありませんが、ご説明が不十分でしたので、お詫びいたします。
大変申し訳ありませんでした。

また、この件に関して関連する記事をマサおじさんが書いていらっしゃいます。
お立ち寄りいただければありがたく思います。
http://12346529.at.webry.info/200901/article_45.html
speranza
2009/01/30 00:18
 私が記事を書いたのは、speranzaさんのコメントに「不適切な表現」を感じたのでも、疑念を抱いたからでも無いことをご理解ください。私の記事にこそ不適切な表現があったことをお詫びいたします。

マサおじさん
2009/01/30 12:12

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