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zoom RSS 脳卒中後遺症をもつ人の麻痺について

<<   作成日時 : 2009/01/04 14:29   >>

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ここでいう麻痺…とは後遺症のひとつです。

脳卒中の後遺症にはさまざまな症状があります。
詳しくは「脳卒中の治療最前線」の
『脳卒中はどんな症状が出ますか』の説明がとてもわかりやすいと思います。
http://www.ne.jp/asahi/ueda/stroke/text3.html
こちらのサイトに書いてある症状は
1番目:「脳卒中の症状とは?」が症状一覧を
2番目:「脳の部位による症状の違いは?」が
脳のどこで脳卒中がおこったか…という大きな分類の下に
それぞれでおこる可能性のある症状をさらに分類してまとめてあります。

これから私が書くことは
これらたくさんの症状のうちの運動麻痺について焦点をしぼってご説明していきます。
ですから、上記のサイトでの分類説明とは
同じことを違う観点から、しかもごく一部についての説明…ということになります。

ややこしくてすみませんが、ご了承ください。

麻痺…というといかにも全く動かない…というような言葉のイメージがあるかもしれませんが
正確に言うと思ったとおりに身体を動かせない…という状態をあらわします。
ですので、運動障害…ともいいます。


<運動麻痺の起こった場所からの分類>
1.片麻痺…身体の右、左どちらか半身の麻痺
2.四肢麻痺…身体全身の麻痺

よくある誤解が「手が動かない」「足が動かない」と手、足が強調されてしまいますが、体幹(お腹や背中、脇腹)も含めた半身に影響が及びます。
ですから、運動障害があるとなんらかの感覚障害も合併していることが多いのですが、よく聞くのは「背中を触られてもわからない」「お腹のあたりもしびれている」と言う言葉です。


<運動麻痺の状態からの分類>
1.弛緩性麻痺…ダランとした状態
2.痙性麻痺…硬い状態
3.失調性麻痺…ふるえてしまう状態


これらは単独にあらわれる場合もあれば
半身の痙性麻痺と同側の失調性麻痺が合併する場合もあります。
脳のどの部分が病気になったのかということで
あらわれる症状とそのあらわれ方が変わってきます。

また、同じ人でも身体の場所によって麻痺の状態が変わる場合もあります。
腕はダランとしていて指先が硬い…ということもよくあります。

注意としては
筋肉がダランとしている場所は動かしすぎないように気をつける…ということです。
特に肩は要注意です。
麻痺側を下にして寝ないように、あるいは腕をひっぱってはいけない…と注意された方も多いと思います。
肩の関節は筋肉で吊るしているような関節ですから
肩の周囲の筋肉がダランとしている状態では
筋肉やスジを引っ張りすぎて痛めてしまう危険性があります。

あとは、指のつけねです。
指のつけねも伸ばし過ぎないようにしてください。
手首と指のつけねと指先が一直線になるくらいで十分です。

逆に筋肉が硬い…抵抗感がある場合は無理矢理動かさないように気をつけてください。
弱い力で少しずつ…が原則です。
もしも関節がガッチリ固まってしまっている場合には
関節そのものを痛めないように
動く範囲で動かす程度にとどめておいてください。







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