その人の動作って、能力と同時に困難も現している 正確に言えば その人の動作には、能力と困難が同時に投影される…というか。 「もっと姿勢良く歩いて!」 そう言われてもなかなかできない…ということは 姿勢良くは歩けないけど 姿勢悪くは歩ける…ということでもあるわけで。 姿勢悪く歩ける…ということは 現段階でのその人の身体全体にとって必然であるからそうなるわけで。 それなのに 見た目だけで、その姿勢だけを修正したり、矯正したりする…ということは その人自身の身体全体のバランス、統合性を侵してしまう…ということにもなると思う。 だって 忘れてるけど 気がつかないけど 見たまんま、ありのままを見れば 身体は身体全体として現前としてつながっている どこかを動かしたら それが全体に波及しないなんてことはない。 見た目、静止しているからといって 筋肉がはたらいていないわけではない。 私たちは 本当に不用意に安易にいろんなことを言えてしまう立場にいて しかもそのことの不当性が 自分にも相手にも第三者にも 判然とされにくいからこそ(普通に考えれば明らかなのに何故か) 自省(自制?)しないといけないんじゃないかな…。 |
<< 前記事(2009/06/17) | ブログのトップへ | 後記事(2009/06/19) >> |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|
<< 前記事(2009/06/17) | ブログのトップへ | 後記事(2009/06/19) >> |