『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 素朴な疑問…よく聞く言葉を考えてみると

<<   作成日時 : 2009/06/19 22:28   >>

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いろんなことの根っこの1つの現れ方のように感じました。

例えば…
「姿勢良く歩いて」「前を向いて歩いて」
http://yoshiemon.at.webry.info/200906/article_15.html
…って言ってるだけでは、当人の歩き方は変わらない
無効な言葉だとわかっているのに
なぜ、言い続けることができるのか?

「生活リハビリだから、寝ちゃダメ」
「リハビリなんだから、あれもこれも自分でやらなきゃダメ」
http://yoshiemon.at.webry.info/200906/article_13.html
…って、四六時中がんばり続けるなんて
自分にできないことを何故やらせようとして
しかも、そのことに罪悪感を感じないでいられるのか?

ご家族の場合には
良くなってほしいと思うからこそ
過剰に言ってしまうのだと思います。
そして、それは
今ならできること、すべきこと、してはいけないことについて
具体的に
専門家と呼ばれる人に教えてもらってきていないからこそ
そうなってしまうのだと考えています。
良くなってほしい一心で必死なのだから
何もしないわけにはいかないのかもしれません。
(何もしなくてもいいこともあると思いますが…)

職員による、よくある「生活リハ」の提供として
とにかくがんばらせる…というパターンが多いと思います。
ただ、やるだけでできるわけがない
…と思うのですが
どうも、そういうパターンが多いんですねぇ…。
その根っこにあるのは
「やればできるのにやらない」という意識だと思います。
為せばなる…?

そりゃ、現実的にやらずにできるようになることなんてないけれども
具体的にどうしたらできるようになるのか
それこそを教えるのが仕事なんじゃないのかなぁ…?
その努力を続けるのを支えることが仕事なんじゃないのかなぁ…?

具体的に今自分がすべきことがわかっていないから
そして、自分がすべきことを考えることを避けてしまうから
ただ単に、なにかを言ったり、やらせたり…
そうせざるを得なくなってしまうのではないかな…そんな風に感じてしまいます。

「姿勢良く」「前を向いて」「生活リハビリなんだから、がんばって」
と言う人たちに対して
そんなことを言うな…○○さんには△△、□□さんには☆☆って言ってと言ったとしても
それはその場しのぎにしかならず
違うかたちで必ず復活してしまいます(苦笑)
「ゆっくり歩いていいのよ」
…ゆっくり歩こうとしてもゆっくり歩けないからそうなってるんで。

大切なことは
もしも、効果的なことを言えないのだとしたら
黙って見守っている、そばにいる、身体を支える…など
「言う」ことではなくて「する」ことだと思うんですが。

こういうことって
根本的には、専門家としてのありようの問題で
案外、トレーニングされていないことのように感じています。

専門家として食い扶持をもらっているのに…
たとえば
利用者の方に自分のグチをこぼす人ってすっごく多いんですよね。
(信頼関係っていうのをはき違えていると思います)

もしも
利用者の方に心底良くなってほしいと願い
その可能性の実現を信じているとしたら
貴重なリハの時間、ケアの時間、看護の時間に
自分のグチをこぼしているヒマなんてあろうはずがないと思います。












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