『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2009/07/26 16:24   >>

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制度そのものが複雑だから、心身ともに大変な利用者、家族が仕組みを理解するのは難しいのかもしれません。

それでも、なぜこんなに誤解が生じてしまうのか…

行政は、仕組みの説明に工夫が必要だと思うし
利用者も、仕組みの理解への努力が必要だと思います。
その時に、基本的な説明と同時に
あなた(私)の場合には…という応用篇としての説明も必要だと思うし
そこの部分への質問が必要だと思います。
それにしても、基本的な理解が曖昧だと自分に即した質問もできませんものね。

三島市HP
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn000731.html
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn006089.html

このような説明は全国どこにお住まいでも、お住まいの市町村のHPに掲載されていると思います。
ただ、市町村によって「何を」「どんなふうに」説明するかは結構バラツキがあります。
試しに、近隣の市町村のHPをチェックしてみてください。
国による全国一律の介護保険にもかかわらず、その説明のしかたはいろいろです。
上記に紹介した三島市のHPは結構親切だな…と思いました。

私は現在、介護保険認定審査会の委員を務めていますが
認定にも、いろいろと国の定めたルールがあるのです。
詳細はともかくとして、今一番重要なことは経過措置への対応だと思います。

現在では、経過措置として、
認定調査の時に、今回の認定結果でよいか、今まで通りを希望するか
…ということについて尋ねられます。
「要介護認定等の方法の見直しに伴う経過措置について」
http://www2.roken.or.jp/mhlw/H210417_vol80.pdf

そしてそこでの希望が認定審査会での結果よりも優先されて認定結果となるのです。
これはこれでいろいろな意味で問題だと思います。
利用者の不安解消のためって厚労省は言うけど
先延ばししているだけで問題の解決策にはなっていないし
何の為に審査会を開くんだ?とおっしゃる方もいて私も同じように感じます。
でも、それを1番言いたいのは市町村の介護保険担当の方だと思うんです…。
夜間に開催された審査会が終わると私たち委員はすぐ帰れますが
担当の方はそうもいきません。
必要な事務処理をおこなって終わるのが夜中…と聞いたこともあります。
それでも、国の定めた介護保険への利用者への苦情は
国ではなくて直接の窓口である市町村の担当者…なんですよね。

話を元に戻して…

逆にいえば、経過措置としての希望調査の段階で
希望を聞かれたときに「今回の新しい認定結果でよい」と答えてしまうと
後になって新しい認定結果では困る…と言っても
状態像の変化がなければ区分変更も不服申し立ても難しくなってしまうのです。
この点には、十分お気をつけいただきたいと思います。

介護度によって使えるサービスが異なってきます。
要支援と要介護でも異なります。
通所系のサービスをご利用の方はとくに注意が必要です。
ご利用の事業所が
要支援のリハビリ(運動器の機能向上サービス)も
要介護のリハビリ(個別リハビリテーション)も
どちらも運営しているとは限らないからです。
また、要支援の方が非該当になってしまうと
通所系のサービスは使えません。

利用者、家族にとって重要なことは
要介護度と利用しているサービスとの関連性なのだと思います。
ですが、希望調査の段階で
聞かれたことに答えることはしても
そのこととサービス利用との関連性にまでは意識がまわらない
…という方が多いようなのです。

厚労省の経過措置は課題解決として適切な方法論だとは思いませんが
せっかく?希望を聞いてくれるのだから?
使われているサービスを継続利用するために
希望調査を「活用する」のも方法だと思いますし
逆にサービス提供者側としては
希望調査と利用サービスとの関連性についてイメージしにくいかも
…と推測される方の場合には事前にインフォメーションしておくことも
1つの方法論かもしれません。









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