『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2009/08/29 21:58   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

たとえば…

(認知症ってどんなふうに教わってきたの?)
「相手の言うことを否定しない」
(…認知症っていう病気をどんなふうに教わってきたの?)
「教わっていません」

(食事介助をどんなふうに教わってきたの?)
「お互いに食べさせ合いました」
(その時にしてはいけない食べさせ方、望ましい方法を教わった?)
「教わっていません」

こういうことってすごくたくさんあるように感じています。

認知症という病気を知らずに
なぜ認知症をもつ方への対応を教えるのだろう?

食事介助の危険性や可能性を教えずに
なぜ表面的に食べさせっこをして終わるのだろう?

食事介助=口の中に入れてあげる…ということ?

認知症=表面的な同意をしていればおさまる…ということ?

ううん、絶対に違う。
でも、そういうふうに教える…ということは
そういうふうに考えているっていうこと。

あぁすればこうなる…って思っているから
どこをどんなふうに見てどんなふうに考えてどんなふうにするか
そこが抜けちゃうんだと思う。

だから、した後に
ふりかえることの大切さも伝えられないんじゃないかな?

あぁすればこうなる…のだとしたら
ふりかえりなんて必要ないものね…。
炊飯器のスイッチを押したけど押し方が悪かったのかしら
なんて、考える人がいないように…。

いろいろなことの根本にある問題は
考えるということがどういうことなのか
教えなくてはいけないということと
教えてこなかったということ
…なんじゃないかと感じています。










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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
昨日と今日は…もうすぐ日付が変わるけど、摂食・嚥下学会に参加しました。看護学校では教わっていないけど、臨床で気づくことはいっぱいあります。
何に気付いて、何が自分に足りないのかは、外からの刺激で内側から変わっていくような気がします。
学会へ参加することで自分が変わることもあります。同じことをしても気づかないままにしている自分もいます。
臨床での実践で、成長する若い人は学究的な下敷きが必要だと感じるようになりました。介護職が参加する学会やセミナーは介護職向けのものにアレンジされています。
私たちも介護職向けに話すときは、簡単な言葉しか選びません。言葉を知ることによって考え方が深まることを若い人たちに伝えて行こうと考えています。
9月2日は助っ人で、看護専門学校で、認知症の基礎知識を話してきます。19・20の人たちがどのように受け止めてくれるか。一応、パワーポイントとかレジメは作ってあるのですが…90分の長丁場、何を伝えるのかかなり不安です。
銀河旋風児
2009/08/30 00:11
銀河旋風児さん、コメントありがとうございます。

>臨床で気づくことはいっぱいあります。
おっしゃるとおりだと思います。
でも、みんながみんなそうではないんですよね…。
(私にはそのことが不思議でしようがないんですが)

1番の原因はPDCAサイクルが機能していないことなんじゃないかと考えています。
昔の人はそんな言葉を使わなくても自然と生活体験の中で身についていたんだと思います。じゃないと生活が成り立たなかったんですから。
今は(若い人に限らず)PDCAサイクルを回しているつもりになっているけど回っていないということに気がついていないんじゃないか…それは何度もウェブログに書いていますが、生活体験という根本的なことから変わってしまったことだから、意識化した体験と具体的な思考体験を相当辛抱強く反復しないと「理解」できないんじゃないかとすら思う今日このごろです。
(つまり、私はリハやケアの世界に相当の危惧を抱いているのです)

私が以前OTの学生に講義をした時には、臨床で起こるいろいろな誤解や無知から逆算して、臨床で必要な知識を具体的な体験談とからめてお話したことがあります。
(臨床の人間にしか話せないことだと思ったので…)

9月2日(もうすぐですね)の銀河旋風児さんのご講義がんばってください!
看護学生さん達にとっても銀河旋風児さんにとってもステキな時間となりますように…応援しています!
speranza
2009/08/30 20:20

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