『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2009/09/16 21:48   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 1

実習指導の現状って、臨床での現状(対象者の方への対応)と通じているように感じています。

私が思うのは、なんで学生にちゃんと教えないんだろう?っていうことなんです。
よくあるパターンが
担当ケースの全体像のまとめやら問題点の抽出、レポートの書き方…の指導はするけど
基本的な考え方や考察の過程については教えてない…ように感じます。

つまり
評価や治療の一連の流れを担当ケースを「介して」学ぶ
…ということが実習の実習たる、ゆえんなんだと思うのですが
現実問題、担当ケースの場合「のみ」の
問題点の設定やレポート指導にしか過ぎないように感じています。

学生の課題は指摘するけど
課題の克服のしかたについての具体的、現実的なアドバイスがない
学生自身がどうしたら、自分で困難を乗越えていけるのか
そのための具体的現実的なアドバイスがない
だから、悪循環になってしまうんじゃないかと考えています。

もちろん、昨今あちこちで言われるように
学生の資質…という問題もあると思います。
(ないわけがない)
でも、それを言うなら、指導者の資質…だってあるんじゃないのかな
と思ってしまうのです。

たいていの養成校の学生の実習指導の評価の基準は
「わずかの指導でも○割方おこなうことができる」とか
「十分な指導をすれば○割方おこなうことができる」とかなっていると思う。
『十分な指導』…って明記されているんですよね…。

「がんばって」と『言う』のではなく、がんばれるようなアドバイスを『する』
「こういうところは良くないよ」と『言う』だけではなくて
「こういうところをどうしたら修正できるように『なる』」のかのアドバイスを具体的に『する』

そういうことが『十分な指導』なんじゃないのかな…?

そうやって考えると臨床での現状と通じているような気がすごくするのです。

リハビリというのは
その人自身が良くなっていくための具体的現実的な方法論の提示と体験学習なのだと思います。
(まさしく実習もそうだと思う)
だから、私は自主トレを適切に設定することってすごく重要だと考えています。
でも、自主トレを提示する人って本当に少ないんですよね。
仮にいたとしても
「とにかく歩くことです」とか「とにかく筋力をつけることです」とか…(苦笑)
(もちろん、自主トレでは難しい…療法士と一緒でなければできないこともたくさんありますが)

学生に対して
重箱のスミをつつくような指導はもちろんですが
かといって、就職すれば自然にわかるよ
と言うだけで、具体的な指導を何にもしない
…というやりかたもどうかと思う。

だって、もし指導の必要がないのだとしたら
学生は、実習なんてする必要もないってことになるでしょう?
どんなに優秀な学生だって、指導の必要性がないなんてことはないと思う。
努力の必要性がない指導者なんていない…ということと同じように。

大抵の学生は必死になって実習を受けるんだから…。
(もちろん、そうじゃない学生もいる…ということは聞きますが
 『本当の意味』で学生が実習をする気がないのなら養成校と相談すればいいと思う)

もちろん、学生が過去の実習での指導体験を言語化できる範囲というのは
実際に指導者が指導した指導範囲よりは少ないものだとも思います。
でもね…とも思うことが多いのです。

私がよく言われるのは
(時には皮肉たっぷりに言われますが…苦笑)
そんなに忙しいのに
なんで好きこのんで実習なんて受けるの?とよく言われます。
教えるのが好きなんだ〜?ともよく言われます。
そりゃあ嫌いじゃできないよ…とは思いますが
そう言われるたびにちょっとガッカリしちゃうのです。

いろんな記事に書いていますが
私は現状のリハやケアのありかたにものすごく危機意識を抱いているのです。
(そういう人がきっと他にもいると思う!)
じゃあ、どうしたらいいのか?
今の自分ができることは何なのか?

たった1人の学生でも
具体的な学びができるように援助する
その学生が真に学ぶことができたのだとしたら
学生の中に必ず残る
その学生への援助が適切であれば
その過程は学生の提出物を通して養成校の教員に伝わる
(指導者は学生を評価しているつもりでも
 指導者だって養成校から評価されてる…ということを忘れてると思う
 養成校の教員は口外しなくても…ね。)

だいたい、自分には大それたことなんてできようはずもない
せめて、自分にできることくらいはしないと…
私だって、ウン年前(ウン十年前?)は
優柔不断でかよわき乙女(笑)で至らぬ学生でした…。
(誰だ?ここで笑ったのは?)

ゲド戦記のどこかで
ゲドが「もし男が一人前になれたとしたら恥ずかしい経験をいっぱいしてる」
と語ったシーンがあります。
男じゃなくても女だってそうだと思う…。

正直にいって
私は将来に対して楽観的にはなれない。
けれど、今、自分ができることは努力したいと思う。
(あれ…?これってどこかで誰かが言ってたかも…)

見つけました。
こちらです。
「こんな人もいるんだ…」のYvon・Chourinardさん。
http://yoshiemon.at.webry.info/200706/article_8.html

確か、地球環境保全のためにビジネスを起こした方です。
なぜ、ビジネスを起こすのかみんなで討論した…と記事に書いてあったと記憶しています。

話が広がってしまいました…!
今日はここまで!です。













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コメント(1件)

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記事をアップしてすぐに読んでくださっている方がいる…ということだけでもすっごくうれしいのに、そのうえ、こんなに早く「ガッツ玉」をクリックしてくださった方がいる…ということは、ものすっごくうれしいです。
(語彙が貧弱ですみません…)
どうもありがとうございます!
speranza
2009/09/16 22:03

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