『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

アクセスカウンタ

zoom RSS 肩は手のためだけにあるのではない

<<   作成日時 : 2009/11/10 23:27   >>

ナイス ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 2

脳卒中後遺症をもつ方に限らず、肩甲骨の動きが少ない方がとても多いと感じています。

肩甲骨の可動域の確保ってとても大事です。
「上肢=OTの仕事」となってしまうと
麻痺側上肢のリハをしていないと肩甲骨が疎かになりがちだし
そうだとしても指先のROMはやっても肩甲骨のROMはやらない人が多い

だけど
肩甲骨は手のためだけに存在しているわけではない
(当たり前だけど)
でも、いつのまにか私たちは肩甲骨=上肢のリハとして「みて」「考えてしまう」

実際問題、肩甲骨の動きって立ち上がりや歩行にとても重要で
(重要でない動きなんてないけど)
そういうことって私たちの認識からこぼれ落ちてしまう

肩甲骨の動きが
可動域として保たれているだけではなくて
身体全体の動きの中で動ける…活用できることがとても大切だと感じています。











テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 私は回復期リハビリテーション病院で杖なし歩行を練習し始めたとき、担当のPTさんが「両手を振って歩いてみてください」と言われました。
 そのときには、麻痺の手を振ることは出来ませんでした。肩の動きが悪いからだ出来ないと教えられました。そして少しずつ肩を動かすようにと、自主訓練を指導されました。
 OTさんにも話されたようで、その後はOTで無理のない肩の訓練を指導されました。

 この体験が人間の体は脚だけ、手だけが独立して動いているのではなく、全体として動いているように感じました。 

 退院して、通勤電車内や事務所内で指だけではなく肩を少しずつ動かすようにしていました。
 電車のつり革を麻痺手で掴むことが出来たときは嬉しかったのですが、今思い出すとこのころから、少しですが両手を振って歩けるようになり、手指の動きも良くなっていたのです。

 肩甲骨の動きは大切なのですね。ありがとうございました。
マサおじさん
2009/11/11 08:37
マサおじさん、貴重な体験談を教えてくださってありがとうございます。

>人間の体は脚だけ、手だけが独立して動いているのではなく、全体として動いているように感じました。

おっしゃるとおりなんです。
バタフライ効果というわけではありませんが、手を動かせば身体全体のはたらきがかわります。
手が動くのは、手の筋肉だけがはたらくのではなくて、全身の筋肉がはたらくんです。
脳卒中後遺症があろうがなかろうが、人間の身体というものはそういうものです。
人間の身体に、部分の総和=全体という図式は成り立ちません。部分と全体は常に双方向で影響を与え合っているのです。

経験を積み重ねれば積み重ねるほど、人間の身体のすごさ、不思議さ、精妙さを思い知らされます…。
speranza
2009/11/11 22:47

コメントする help

ニックネーム
本 文
肩は手のためだけにあるのではない 『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる