『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 引き算ではなく、足し算のリハビリを

<<   作成日時 : 2009/11/12 00:02   >>

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できるようになったり、できかたが上達したら、たくさん喜んでください。

それは本当にスゴイことなのです。

よくあるパターンなのですが…

私「○○ができるようになって良かったですね。」
Aさん「でも、まだ△△ができない…」

具体的に言うと、たとえば…

私「ご自分だけで立てるようになって良かったですね。」
Aさん「でも、まだ長くは立っていられない…」

当事者の立場としても
療法士の立場としても
よくあるパターンだからおわかりいただけるのではないでしょうか。

こうなったらいいな、こうなりたいな
というお気持ちがあるからこそ、
そういう目標像からの引き算として現時点を見る
というのもよくわかりますが
何事も「千里の道も一歩から」
まだあと300歩足りない…ではなくて
よし700歩歩いた…という風に見方を変えたほうが
脳の代替回路形成のためには効果的です。

引き算のリハビリではなくて
足し算のリハビリをしたほうが
脳の代替回路形成に役立つからです。

理由などの詳細は
「小さな成功」http://yoshiemon.at.webry.info/200910/article_23.html
に書いてありますので、よろしかったらご参照ください。

脳の回路を新しく作る、切り替える
…というのは、大きな困難を伴うものなのです。

だから
どんなに小さなことでも
できるようになった、できかたがよくなった
…ということは、
その大きな困難を乗越えた…ということでもあり
また、
さらに大きなことができるようになるための(さらに大きな困難を乗越えるための)
一里塚であると同時に次の一里塚への切符でもあるのです。

だから
どんなに小さなことでも
できるようになったことや
できかたがよくなったということがあったら
大いばりして、大喜びしてくださいね!











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コメント(2件)

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 私はメールなどでよく聞かれます。
「どうすれば杖なしで歩けるようになるか?」と。 で、聞き返します。
「あなたは、普通の人と同じようにイスから立ち上がることが出来ますか?」と。
 殆どの人が返事をしません。
 その理由は、おそらく私が質問に答えていないと思うからでしょう。

 しかし、杖なしで歩けるためには、立ち上がりなど含めて多くの小さな動きが必要です。
 この小さくとも大切な動きを一つずつマスターしなければならないことを私たちは忘れ勝ちです。
 『リハビリは足し算である』ことを認識しないといけませんね。
小さな動きが一つずつ出来るようになれば、その都度喜びを味わうことが出来ます。
マサおじさん
2009/11/12 12:23
マサおじさん

>小さな動きが一つずつ出来るようになれば、その都度喜びを味わうことが出来ます。

おっしゃるとおりだと思います。
私たちがかつて無自覚のうちにできていたことを今度は明確に自覚しながら獲得することになるのです。

悪いところを修正するのがリハビリではありません。
それでは脳に回路ができないのです。

脳も身体なのです。
身体は常に身体を守るようにはたらいています。
だから、脳を含めた身体をもっと信頼してあげていただきたいと思います。

今のままでもがんばってるね。
でも、もっと良くなったらもっといいね。
これができて良かったね。
あれもできたらもっといいね。

リハビリは引き算ではなくて、足し算です。

私たちが日々生きていくことと、本質的には同じなのではないかと感じています。
speranza
2009/11/12 19:46

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