『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 発症30年、杖なしで100M歩けるようになりました!

<<   作成日時 : 2009/11/12 20:10   >>

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複数回の脳卒中発作の最初の発作は30年前です。

歩きにくくなって…ということで、当施設をご利用開始になりました。

リハビリの時間はもちろん、自主トレにも一生懸命取り組んでおられました。

ついに、杖なしで連続100M歩けるようになりました。
しかも、歩行のリズムも常に一定で
麻痺側の足の振り出しも、非麻痺側の足の振り出しもスムーズで
歩幅も一定の歩幅を最初から最後まで保っておられます。

一緒に練習しておられた方々も
「Aさん、良くなったね。杖なしで歩けるようになって良かったね。」
と声をかけておられました。

Aさんのちょっと照れたようなでも誇らしげなお顔を見ることができて
私も本当にうれしく思いました。

この方には、まったく筋力強化はおこなっていません。

重点的におこなったのは
リラクゼーションと非麻痺側の踵から親指歩きと足でお身体を支える練習です。

筋力強化をしなくても良くなるのです。
(本当は、筋力強化をしなかったから良くなった…と言いたいところです)

そして
リハビリの可能性は常にあるのです。
あきらめないで努力を重ねてほしいと思います。














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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
>重点的におこなったのは
>リラクゼーションと非麻痺側の踵から親指歩きと足でお身体を支える練習です。

 私たちはどうしても非麻痺側の足で歩こうとします。
 だから麻痺足で体を支える時間が極端に短くなり、非麻痺側はべた足になります。
 そして左右のバランスが悪くなり足や腰も極度に疲労します。
 歩行前後のリラクゼーションが為されていないと腰下肢痛になります。

 杖なしで歩けるから退院後のリハビリテーションは必要ないと思っていたのですが、二ヶ月に一度でも良いから、外来で歩行状況・状態を、チェック・指導出来る医療体制があればと思います。



マサおじさん
2009/11/13 11:21
現在のリハのありかたでは
できるだけ早い時期に歩けるようになることが優先されてしまいます。
歩けないよりは歩けたほうが絶対良いに決まっていますが、より良く歩ける…という方法論が抜け落ちてしまっています。ここで言うのは正常歩行に近づける…というものではありません。それでは引き算のリハビリにしかなりません。
その方のパターンの中でより安全でより効率的な歩き方…その積み重ねで「結果として」いわゆる正常歩行に近づいていくと考えています。

そういう意味からも、ご本人ご家族への指導はとても重要です。リハを受けられる場を卒業したとしても、定期的なチェックや困った時の相談の場というものが必要だと私も考えています。

そして、どういうシステムであれ、システムが有効に機能するために1番求められることは、ソフトとしての療法士の考え方なのだと感じています。
speranza
2009/11/13 21:29
杖なし歩行してましたが、歩容が悪くなり、長く歩くなら杖をつかいなさい、といわれ杖を使うようになりました。再び杖なしで歩けるようになるのか心配です。家の中では杖なしですが。散歩の時は姿勢を良くする事、歩幅を広くする事に心がけてます。発症2年です。とてもよく歩けてたのに、筋力低下ばかりが原因だと思ってましたが・・・
イボンヌ
2009/11/15 10:03
イボンヌさん、コメントありがとうございます。

1度杖なしで歩けていたのに歩けなくなった…という場合に、特段の病気やケガがないのであれば、考えられるのは誤用が原因ということです。
だとすると、「適切な」リハビリをおこなえば、ほとんどの方が杖なしでまた歩けるようになると思います。
ただし、筋力強化ではなく、身体のはたらきを高めることが必要です。

ところが、多くのリハビリもそうであるように、良かれと思っての自主トレも、実は逆効果であることが多いのです。
大変失礼ですが、「姿勢を修正しようとする」こともあんまりよくありません。
身体は身体を守っている、その結果として今の姿勢があるので直接的な姿勢修正はかえって身体への負担を増やしてしまうのです。

よくあるパターンが「下を向かないで前を向いて歩く」という修正です。よく聞く言葉ですよね?
でも、本当はそんなところに気をつけなくていいのです。
この言葉は「筋力強化」と同じくらいに、多くの人に正しいと「信じられている」でしょう?
でも、その根拠についてちゃんと検討されたわけではありません。
このことについては、下記の記事に書いてありますのでよかったらご参照ください。
(http://yoshiemon.at.webry.info/200812/article_7.html)

理屈で考える…のではなくて、みんながそう言ってるからそうなんだろうな…と思って疑問を抱かないというだけの話です。つまり、『筋力強化信仰』『下を向かずに前を向いて歩く信仰』になってしまっているのです。

じゃあどこに気をつけたらいいのか、どうやったらいいのか…それこそは人それぞれなので具体的なことについては、必要でしたら、お手数ですがトップページにあるアドレス宛にメールをいただけますか?
speranza
2009/11/15 20:57
speranzaさん
1度杖なしで歩けていたのに歩けなくなった、というイボンヌさんのコメントを拝見し、一年前の夫の事を思い出しました。夫も、”とても良く歩けてたのに.....”です。杖無し、装具無しで歩けていたのが、段々、痙性が高まってきてその後反長膝?まで出るようになってました。
 悪くなりかけたときにいろいろな要因(痙攣発作を起こし薬を飲み始めた。初めての冬で寒さに慣れてない)があり、そのせい、だと思ってしまったのもいけなかったのですが、”適切なリハビリ”をしてなかった、ということが一番の原因だと思います。

春から夏にかけて2か月の入院リハビリをしたこともありますが、毎日リラクゼーションと簡単なマッサージで身体がほぐれるようになって来て、以前の様な歩容が戻ってきました。
リラクゼーションの大切さ、非麻痺側に注意をすることの大切さ、をこのブログで教えて頂き感謝しております。
これからも、夫の身体の状態を見守りながら、リハビリを続けて行きたいと思っています。


ひろまま
2009/11/15 23:09
ひろままさん、1年前は本当にご心配だったと思います。

どんな動きが望ましい動きでどんな動きが良くないのか、その時にはどうしたらよいのか…そういった1番大切なことを説明されていなければ、「適切なリハビリ」がどういうものかも皆目わからなくて当たり前だと思います。

そして、今現在も「とにかく頑張って歩くことです。とにかく手を動かすことです。」などというクスリにもならない一般的な言葉を指導と勘違いしている医師や療法士がたくさんいることをとてももどかしく思います。

「筋力強化信仰」「姿勢修正信仰」は、いろいろな意味でとても根深いものがありますので、当事者の方も療法士も理解できない人も多いのかもしれません。

このようにウェブログに書き綴っても限界があるかもしれませんが、少なくともひろままさんにそのようにおっしゃっていただけるのだとしたら、書いていてよかった…と。これからも書き続けていこう…と。
そして、同時に今の私にできる他の方法論を模索していく原動力にもなっています。

ひろままさん、こちらこそ感謝しています。
どうもありがとうございます。
speranza
2009/11/16 20:06

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