『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 身体のはたらきを高めれば楽しみも豊かになる

<<   作成日時 : 2009/11/19 22:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

リハビリ…という言葉は、やはり誤解されていることが多いように感じています。

とにかく、自分でできることを増やしていく…とか。
あるいは、反対に関節可動域訓練や筋力強化をしたり…とか。
または、何か作ったり、人と交流したり、活動に参加したり…とか。

それらがブチッブチッと細切れになってしまっているように感じます。

療法士をはじめとする専門家と呼ばれる人たちの頭の中にあるのは
依然として旧態以前のICIDHの考え方…機能→能力→社会参加なのだと思います。
そして、その考え方を前提とするいろいろな表面的な訓練やHPやテレビ番組などから
一般の人はちゃんとその前提としているICIDHの考えかたを受け取っているのだと思います。

リハビリを
身体のはたらきを高める…として考えてみれば、このような誤解はなくなると思います。

従来の麻痺側とか非麻痺側とかという身体を部分によって区別することもなく
身体を総体としてとらえれば身体全体のはたらきを高めるという見方が可能になり
はたらきに、良いも悪いもなくなります。

そして
身体は自分だから
いつでもどこでも自分さえその気になりさえすれば
発見の尽きることはありません。
人間のすごさ、すばらしさ、不思議さは
くめども尽きぬ深さに満ちています。
そういうことを知ることが楽しくないはずがありません。

また
身体のはたらきという観点は
常に動作と直接結びつきます。
身体のはたらきを高める、身体のはたらきを維持するという考えが
具体的に質としての動作の指標を明確にしてくれます。

身体のはたらきを高めることと
楽しみを味わうことが相反するものであるはずがない。

多くの人はそれを知らないだけなのです。

身体を個々のパーツに分け、麻痺側と非麻痺側とに分け、動きに善し悪しをつけ
部分の総和=全体という既成観念にしばられ
自分の見方が自分の考えを限定していることに気がついていないだけなのです。

かつて
長崎浩が予言したように
リハビリが世間に身近になればなるほど誤解も広がっていく
専門職の認識不足と国民的誤解… という現実が既にあちこちで起きていると感じています。















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「部分の総和は全体ではない」
と、ある勉強会に参加した際、講師の方が言っておられたのに非常に感銘を受けたのを思い出しました。

関節+筋肉+神経+血管+・・・=人間???

すみません。それだけです(笑)
510
2009/11/19 23:45
510さん、コメントありがとうございます。

ほんとにおっしゃるとおりだと思います。
「全体は部分の総和ではない」
文字通りの意味でそう感じ、考えています。
speranza
2009/11/20 21:42

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