『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS これがオレの本来の姿なんだ

<<   作成日時 : 2009/11/28 20:01   >>

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ある方の言葉です。

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結果としてお身体が硬くなるようなリハビリばかりしてこられて
なかなか立ち上がることができない
歩くのも大変
足腰が痛くなる
しびれも出てきた

以前にそうおっしゃっていた方の言葉です。

「ウソみたいだ」
「何にも力入れてないのに立てた」
「歩くのもラクだ」

1回で何回もやり直しをせずにスッと立ち上がれます。
歩幅も広く足の振り出しもスムーズです。
足腰の痛みもありません。
しびれも良くなりました。

「これがオレの本来の姿なんだ」

そうです。
その通りです。

脳卒中後遺症をもつ方に
腰や足の痛みを感じる方がおられます。
発症直後は何ともなかったのに
時間が経ってから痛みを感じるようになるという方が大勢おられます。

療法士の中には
筋力低下とか
やる気が無いとか
勝手なレッテルを貼り
ひどい時には
「オレがここまで良くしてやったのに」
「私が歩かせてやったのに」
平然とそう嘯く輩もいるのです。

そんなことより
どうしたら
目の前にいる方がラクにスムーズに動けるようになるのか
さっさと考えて、さっさと実践するほうが先だよね?
そっちが療法士の本来のつとめだよね?

「これがオレの本来の姿なんだ」

そうおっしゃった方のお顔は自信に満ちあふれていました。

がんばらなくても自然と身体が動く
その喜びと自分の身体への信頼感
それこそが大切なことなのだと思います。

「リハビリ=悪いところの修正」なんかでは決してありません。

悪気があるわけではないのでしょうが
療法士の多くが
当事者の身体への信頼感を失わせてしまうような
対応をしてしまっているように感じられてなりません。
たとえ、結果としてであったとしても
本来のRehabilitationの思想に反することだと思います。

自分の身体への信頼感の再獲得

自分自身への信頼感の再獲得



対象がどんな障がいを抱える方であれ
そういうものが実際のリハビリの過程を通して
○○ができるようになった
ということとともに実感できるようになった時
その「ちから」は、ものすごいエンパワーメントとして作用するようになるのではないでしょうか。
















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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
きっと、とても素敵な表情で言われたんでしょうね!
その言葉にはご自身のお身体に対する可能性、そして、まさしく信頼感をとても感じます。
一緒に喜べる存在でありたいですね♪
510
2009/11/28 21:57
発症から4年半も経過してるのに、いまだに泣き言を言ってる自分が情けないです。でもちょとだけ頑張るか!
chanchan
2009/11/28 23:03
510さん

そうおっしゃった時のその方は、とってもカッコよかったです。

でも、私は思うのです。
この方は良かれと思ったリハビリで遠回りをしてきたのです。(強いられてきた…と言えるのかもしれません)
余分な遠回りをする人が1人でも少なくなるには、どうしたらいいのか…それを今考えています。
speranza
2009/11/29 20:00
chanchanさん

コメントありがとうございます。
頑張ろうというお気持ちがあるからこそ、泣き言も言いたく時もあるのではないでしょうか?

「捨てたものは見つからないが、落としたものはきっと見つかる」
私はこの言葉が好きです。

chanchanさん、どうぞ希望を失わずに…
がんばってください!
お身体はどんな時でもその方自身を守るように無言ではたらいてくれています。
そのことをたくさんの方にわかってほしいと思っています。
speranza
2009/11/29 20:01

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