『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2009/12/02 00:02   >>

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実習生への対応についてです。

直接間接に聞いたり、ネットなどでも見かけましたが
実習生の評価結果について
(ここで言うのは、正確には評価ではなくて検査という意味ですが)
バイザーも同じことをして評価結果が正しいことを確認した
…というのです。

「?」

なんでそんなことをするのでしょう?
検査場面を見ていないのでしょうか?
検査結果の整合性について実習生に確認する方法を教えていないのでしょうか?

バイザーが確認するのではなくて
学生自身が確認できなくてどうするのでしょうか?

実習というのは
学生自身がPLAN-DO-SEEという過程を具体的に現実的に体験学習する機会です。

これでいいのか?
と実習中に学生が不安に思うことはたくさんあると思います。
その時に誰かに聞いてお墨付きをもらえればそれで良しとする
…のではなくて、将来、いろんな場面に出くわしても
自分できちんと確認しながらよりbetterな方法論を導き出していけるようになるための方法論
…思考過程を習得しておく必要があるのではないでしょうか?

本末転倒…ということについて
「説明と同意」のコメント欄にも書きましたが
http://yoshiemon.at.webry.info/200911/article_26.html

実習というのは
あるケースの評価なり、治療なり、レポートなり(!)が
パーフェクトにできるようになることが目的ではなくて、
あるケースを文字通りのケースとして
評価や治療の過程、レポートなどを体験学習することで
それらの本質を実感を伴って理解することが目的なのではないでしょうか。

指導者に依存するのではなくて
指導者の脳みそを借りながら
自分の頭で現実的に具体的に考える…ということがどういうことなのか
ということを体験することが目的なのではないでしょうか。

根幹の部分を理解できていないとしたら
その後の臨床でも上っすべりしてしまうのも推して知るべし…となってしまいます。

実習という卒前の養成過程において
とても重要な体験学習でさえも
指導者の側の問題で必要な学びができないとしたら
将来の職能集団としての危機につながるのではないでしょうか。

社会構造の変化に伴って
今、教育の世界で起こっている、モンスターペアレントや教師のストレスなどの問題が
療法士の世界にとって、無関係とは言えない時代がもうすぐそこまでやってきていると思います。

同じ対人援助職として
私たちが教師の世界から学べるものはとても多いと感じています。
(教師こそは、学びの支援のプロのはずですから)
教師が現在抱えている幾多の課題と対応についてから
私たちが学べることも多いのではないでしょうか。
職域拡大…などの量的向上論よりも、
もっと足下を見つめ直して
質的深まり…地道な努力をきちんと積み重ねていったほうがいいのではないかと思います。

PTOTが日本に法的に誕生して40年と少し
人間で言えば、ちょうど中年。
生きる上での質的転換を要求される年代だと思います。















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