『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 鉛筆の持ち方

<<   作成日時 : 2010/03/09 22:59   >>

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若い人って実にさまざまな鉛筆の持ち方をしてます。

なかには、今すぐにリハビリしたくなるくらいの強者もいます。
ほんとに冗談じゃなくて
もしも、利き手交換中にそんな持ち方してたら
「問題点」扱いする療法士だっているんじゃなかろうか…っていうくらい。
そのくらいの持ち方をしている人が年々増えているのです…。
健常と言われている若者に…
対人援助職にある若者に…

「本人が困らなければいいじゃない」
「そんなにうるさく言わなくても」
というようなことでスルーされてきた結果が今日なのですよ〜

本当は、鉛筆の持ち方は鉛筆をどう持つか
…っていうだけの「問題」ではなくて
身体をどう働かせるか…という身のこなし全般に関わる「問題」なのに…
鉛筆の持ち方に投影される身体のはたらきが「問題」なのに…

こういうことって
ほんとにたくさん起こってる

『本当の問題』を見ている人を
『「表面的な問題」を問題視する人』として否定する

たかが鉛筆の持ち方
されど鉛筆の持ち方

不思議なことに
このテの話って
リハや介護や看護「以外」の人とのほうが
深く共有できることが多かったりするのです















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 確かに若者の鉛筆の持ち方が可笑しいですね。
 しかも、箸の持ち方を間違ったり、箸やフォークでの食べ方も気になる。
 ご飯茶碗の持ち方が変な人もいる。

 このような動作は長い歴史の中で培われた効果的な手指の使い方だと思うし、マナーにもなっていたはずです。
 そしてこのような日常生活の動作は親から子へと受け継がれてきたのです。
 体に無理な動きを強いる動作も確かにありますが、生活に必要だから教え伝えたのだと思います。

 >「本人が困らなければいいじゃない」
 >「そんなにうるさく言わなくても」
 ・・・二つのフレーズで次のことを思いました。

 利き手が動かないなら、左手で食べられたら嬉しいだろう。
 左手で箸が持てなければスプーンで食べれば良いではないか。
 
 片手だと、ご飯茶碗をテーブルに置いたままご飯を食べるのです。
 これでは空腹を満たすだけです。
 
 話が横にそれました。ごめんなさい。
マサおじさん
2010/03/10 10:12
マサおじさん、コメントありがとうございます。

>このような動作は長い歴史の中で培われた効果的な手指の使い方
>マナー
>日常生活の動作は親から子へと受け継がれてきた

通常の場合、動作を継承するということは、表面的な動作だけでなくて動作に必要な身体のはたらきを涵養したり、動作が意味するものを自ら汲み取っていくということをふくめて継承していくものだと思います。

障がいがあるということは、表面的な動作のみでなくてそれらの動作が内包するものも同時に失うことになる…という面もあるのだと思います。

若い人の動作の未熟と片麻痺の方の上肢のはたらきへの療法士の関心の低さは、全く違う現れ方ではなるけれど、もしかしたら根っこは共通しているのかもしれません。

「動作の向上」=「身体のはたらきの涵養」への無関心という意味で。

動作がどれだけ円滑に綺麗になろうがなるまいが、ボタンを押せば願いが叶う世界では「する」「できる」ことしか結果には影響を及ぼさないのですから…。

扱う道具…機械をより複雑に精妙にすることで、私たち自身の身体や精神は、より大雑把にしか働けなくなってしまっているのではないでしょうか。
speranza
2010/03/10 23:19

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