『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

アクセスカウンタ

zoom RSS ともに喜ぶ

<<   作成日時 : 2010/04/24 19:14   >>

ナイス ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

褒めるのではなくて

一時期やたら流行った「褒めよう」運動

職場でお互いを褒め合うとか
認知症をもつ方を褒めようとか
リハビリをやる気のない方を褒めて動かそうとか
人は褒めて育てるとか

…?(苦笑)

ヘンなの
ヘンなの…って、ずっと思ってきました。

何がどうヘンなのか、自分の中で明確にならなかったのですが
ある時ふと思い立ちました。

褒める…ということは
対等の関係じゃないからなんだ!って。

だって
会社の社長をヒラ社員が褒めたりはしないし
その道の第一人者を初心者が褒めたりはしませんよね?
その逆はあっても。

もしも
認知症をもつ方が何かできたとしたら
脳卒中後遺症をもつ方ができることが増えたり
できかたが良くなったとしたら
それは褒めるのではなくて
ともに喜べたらいいと思う。

ともに喜ぶって
これができて
あなたはうれしい
私もうれしい
…つまり、相手がうれしいことが前提になってるでしょう?

褒める…っていうことは、その前提がなくても成立してしまう言葉です。

そして、リハやケアの場面で「褒める」という言葉が使われる時には
実は往々にしてこの前提に対して無自覚で使われていることのほうが多いのではないでしょうか。
それって本末転倒じゃん?

法隆寺棟梁の西岡常一さんや弟子の小川三夫さんは著書の中で
「弟子は褒めない。褒めると褒められようとして仕事するようになる。」
と語っています。

至言だ…!と思いました。

人を褒めて育てるのではなくて
ましてや、褒めることで人を操作しようとするのではなくて

仕事でも
リハビリでも
その人自身が何かに向き合う時に向き合うことそのものから
「報酬」が得られるような道を導くことのほうが大切だと思う。
そっちのほうがずっと難しい。
けれど
本当に楽しいことで苦しみを伴わないことはない。
だからこそ
ともに喜べることが尊いのだと思う。













テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ともに喜ぶ 『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる