『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS どんなに良いリハや良い工夫をしても

<<   作成日時 : 2010/08/11 21:14   >>

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実際の食事場面で不適切な介助をしたらすべてムダになってしまいます。

ホントのことです。

「口をこじあけなくても食べられるようになる」
http://yoshiemon.at.webry.info/201007/article_16.html

「食事介助から援助の意味を考える」
http://yoshiemon.at.webry.info/200509/article_10.html

「望ましくない食事介助がおこなわれている?」
http://yoshiemon.at.webry.info/200509/article_67.html

等をはじめとして、食事関連の記事はたくさん書き綴ってきました。
おかげさまで最後の記事は4830を超えるアクセスをいただきました。
それだけ、食事介助について疑問をもっている、なんとかしたい
…そう考えている人がたくさんいるのだ
…という現実があるのだろうと思います。

もし、現実の場面で
適切な介助が当たり前のように行われているならば
こんなにたくさんの人がアクセスする必要がないでしょう。

それは、
看護介護やリハ職の養成過程において
きちんとした介助方法を教わらないという背景があるからなのでしょう。

考えてみれば、恐ろしいことです。

生命に直結するようなケアなのに
その方法論の適否についてきちんとした教育が為されないなんて…

シーティングやリハで
どんなに良い方法をトレーニングしたとしても
実際の食事場面において
不適切な方法で介助されたら
椅子の工夫、座り方の工夫、スプーンの工夫、食器の工夫、食形態の工夫
体幹のリハ、上肢のリハ、口腔のリハ…などなどの
諸々の努力がすべて台無しになってしまいます。

適切な介助は、適切なリハに勝ります。
(未来が過去を決定する…というのは、こういう意味でもあるのだと考えています)

 *「未来が過去を決定する」
    http://yoshiemon.at.webry.info/200902/article_20.html
  「生命と自由」
    http://yoshiemon.at.webry.info/200902/article_17.html


リハ職は
自分と対象者との関係性の中で起こることがらだけでなくて
対象者と他者との関係性の中で起こることがらにも
もっと目を配ってほしいなぁ…と思います。
そして
まず、第一に対象者の能力を十分に発揮できるような介助方法を
自ら実践していただきたいと思います。

看護介護職は
「全か無の法則」「クロかシロの法則」から脱却して
まず、自分1人でも、できる時に、できることからだけでも
トライしてみていただきたいと思います。

繰り返しますが
1日1回、30分の食事介助をするだけでも変わるのですから。














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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
少しすつでもチャレンジするのが、次の日、またその次の日とつながっていきますね。
小さなことの積み重ねが大事ですね。
はじめ
2010/08/12 18:56
はじめさん、コメントありがとうございます。

>小さなことの積み重ねが大事
本当にそう思います。

万能の方法論などないのだから、有限性をきちんと認識したうえで、だからこそ、今、できることを積み重ねていくことが大事なのだと思います。
speranza
2010/08/13 05:14

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