『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS コレステロールの基準から考えたこと

<<   作成日時 : 2010/09/04 21:16   >>

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そりゃそうだよ…。

読売新聞
「コレステロール「高めが長生き」…日本脂質栄養学会」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30247

もう30年近く前から
筋ジスのお子さんで、痩せ型よりも肥満型の子どものほうが長生きする
…って言われていたことを覚えています。
本人の運動負担や介護負担を根拠にした体重コントロールは安易には行わないほうがよい
…と。

そもそも
研究が明らかにするのは「傾向」に過ぎない。

その傾向が当人に合致するかどうか
何を優先順位とするべきなのか
…は、担当した専門家にしか判断できない

(だからこそ
 主治医や担当看護師、担当療法士…がいるんだと思う)

だから
今回のこの記事だって
何でも飲み食いしていいという話にはならないし
人によっては
やっぱりコレステロールのコントロールが必要な人だっていると思う。
唯一言えることは
傾向を根拠にした安易なコレステロールのコントロールは効果がない
…ということ
はっきり提示はされていないけれど
現実には、効果がないどころか、逆効果のケースだって出ている可能性だって否定はできません。

この記事が
真に語っていることは
表面的なコレステロールのコントロールのことではなくて
傾向をどう活かすかが問われる
…ということなのだと考えています。

そういうことっていっぱいある

人間は
総体として全体として常にはたらいています。
それを一部だけ切り取ってどうこうしようとするのはどうなんでしょう?

たとえば
認知症をもつ方で足取りが不安定な方がいて
危ないのに歩き出そうとして立ち上がるからと
職員がその都度制止する
けれど
その時に当人はトイレに行きたかったのに行けずに失禁を繰り返した
その結果として尿意を失ってしまった…

立ち上がるのが危ないというところだけ切り取って
その行為を予防しようと制止する
行為は予防できたけれど他方でもっていた尿意がわかるという能力を喪失した…

たとえば
歩かなければ歩けなくなるからと
がんばって歩いたけれど
過剰努力による連合反応で身体が硬くなってしまい
最初は長距離歩けていたのに段々と歩けなくなった
それでも歩かないと歩けなくなるからと必死になって歩いていたら転んでしまった…

たとえば
麻痺している手を使ったほうが良くなるからと言われ
がんばって麻痺している手を使ったけれど
過剰努力による連合反応で身体が硬くなってしまい
最初はできなかったことができるようになったけれど
段々とできにくくなり肩が凝ったり腰が痛くなったり
それでも使わないと使えなくなるからと
必死になって使っていたら
腰痛がひどくなってしまった…
思うように手が動かなくなってしまった…

身体のはたらきを考えずに
「やる」ことだけを追い求めた結果
効果がないどころか、逆効果になってしまった…
一時的な効果があっただけによけいに効果を追い求めることに拍車がかかってしまった…

こういうことって、いっぱいあります。

一面的な声高な主張は
人々をノセやすい反面、
実は中身がモロいがために
一面的に声高にならざるを得ない…のだと感じています。

これは歴史が証明しています。
(日本人がいかにそういう体質をもっているかも…)

だから、キャンペーンなんかは
人々をノセるために一面的に声高にやるでしょう?

現実の社会でも
ネットの社会でも
本質的な主張は、決して一面的でもなければ声高でもない

「かたち」に耳を澄ませれば
「なかみ」を検証する一助になると感じています。












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