『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 案外、見落とされている食事介助のあれこれ その4

<<   作成日時 : 2010/10/09 20:56   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 5

それは、スプーン

多くの施設で使われているスプーンは
お年寄りの口には大き過ぎます。

健康なときには
スプーンが大きかろうが小さかろうが
スプーンに合わせて食べ方を変えることができますが
お年寄りになってくると
その合わせられる範囲が狭小化してきます。

スプーンの幅が大きすぎると
上唇でとりこもうとしたときに
犬歯がスプーンに当たってしまいます。

スプーンの底が深過ぎると
上唇でとりこむことが困難になるし
やはり犬歯が当たってしまいます。

通常のスプーンの重さは25g
10円玉5枚分の重さです。

その重さが「重い」と言われる方が少なくありません。
お食事が終わった後に指にスプーンの跡がくっきりと残っていることも少なくありません。

そんなスプーンで必死になって食べていたら
「食べる楽しみ」どころじゃないですよね?









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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
おおおっっ。これは目から鱗だ。
考えてみたら、そういう観点から食事介助を考えた事はなかったし、そういう視野をもてなかった気がする。
これは深く刻みつけよう。
引き続き、勉強させてもらいます!
オカザキレオ
2010/10/09 21:59
そうなんです。
食事は、(自力摂取できていても全介助であったとしても)スプーンという道具を使って為すものなのに、その道具の適否については、実はあんまり検討されていないように感じています。
(自助具としてたくさんのスプーンが販売されていますが、実は使い勝手がよくない…と感じています)

>目から鱗
というのは、よく言われることなのですが
喜んでいいのかどうか…
(私は単にアマノジャクなのか?とも思ったり…)

でも、見ている現実が全く違うと議論にならないので
このような記事をきっかけとして
現実の再認識、共有化から新たな議論が始まるのなら、私としてもうれしく思います。
speranza
2010/10/10 12:59
道具の重要性は色々な場面でありますね。
その人に適した道具を選択するのも、医療職として
重要ですね。どう食べさせるのではなくてどう食べるのか
が大事ですね。
はじめ
2010/10/10 18:41
>どう食べさせるのではなくてどう食べるのか
が大事ですね。

はじめさん、本当におっしゃるとおりなんです。
援助と使役についての記事を書いてみましたので、よかったらご参照ください。
speranza
2010/10/10 22:01
こんにちははじめまして私も9月まで 大阪箕面のリハビリステーション病院に入院してました リハビリステーション病院のレストランで食事わたしは 幼児用のスプーンで 食べてましたよ 作業療法士さんも言い方で 必死で私のリハビリしてくれました 
チャーコ
2010/10/20 19:34

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