『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 拘縮を予防したいのならROM訓練よりもポジショニングをおこなうべき

<<   作成日時 : 2010/10/22 21:20   >>

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下手なROM訓練は効果がないどころか逆効果で拘縮を悪化させてしまいます。

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もしも、ROM訓練をやりたいのなら
きちんとポジショニングをして
きちんとリラクゼーションをして
そのうえでROM訓練をおこなうべきです。

ここで
私が想定しているのは
寝たきりのお年寄り、あるいはその状態に準じた方を念頭において記事を書いています。

リハビリの専門家と呼ばれる人たちにも
まだまだ、誤解されていることが多いのですが
ポジショニングだけでも
全身の筋緊張が変わってきます。

骨盤の捻れを解消するだけで
その場で股関節の内転内旋筋群の筋緊張がゆるんで
介護の人がびっくりしていました。

ROM訓練をするというのは
可動域を確保するための手段であって目的ではありません。
なぜ、可動域制限が起こっているのか…
単に動かさないから…というだけなら
動かしておけばいいのかもしれません。
けれど、大多数の場合に
可動域制限の起こっている理由というのは
筋肉が過剰に緊張してしまって
動かしたくても動かせない…からだったりします。
このような場合には
ただ、単に動かしても効果がないどころか逆効果になってしまいます。

きちんと筋肉の過剰緊張をコントロールすることをまずすべきです。

普通に理屈で考えれば
誰でもわかることだと思いますけれど
手段であったはずのROM訓練が目的化されてしまって
拘縮をこれ以上悪化させないように
という善かれと思って
かえって拘縮を悪化させてしまうような方法論がとられてしまっている
そして、その原因が自分達の目的に対する方法論のミスマッチである可能性について
まったくといっていいほど考慮されていないことのほうが圧倒的に多い現状について
大きな疑問と危惧を抱いています。

肘が曲がっているから肘を伸ばす…?
膝が曲がっているから膝を伸ばす…?

身体は機械のパーツではありません。
身体はつながっています。
総体として常にはたらいています。

過緊張になっているのをそのままに
ただ単に肘だけ膝だけ伸ばそうとすれば
その場は伸びたように見えるかもしれませんが
その実、見た目の伸びを代償しようとして
もっと中枢側の股関節や骨盤の筋肉を短縮させてしまっているかもしれません。

良かれと意図した行為が
効果がないどころか
逆効果となっている可能性を
否定しきれません。
かなりの確率でリハ原障害が起こっているのではないかと感じています。












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