『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 「先生には何でも話せる」

<<   作成日時 : 2011/01/28 21:15   >>

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対人援助職として、いろいろな場面に遭遇します。

たとえば…
対象者の方とふたりっきりになることもないわけではありません。

また、若くて威勢のいい男性が集まったりすると
話題がセクシャルな方面で盛り上がることもあります。

時には、手がすーっと伸びてくることもあります。

その時に、どうするか…

具体的な応対としては
その人それぞれその状況によりけりだとは思いますが
もっと根本的には
セクシャルな気持ちをもっているということを否定しない
ということが何よりも大事なのではないでしょうか。

だって
あなたにもあるでしょう?

基本、セクシャルな話題が忌避されない
逆に、セクシャルな話題もスマートに楽しめる場がある

まず、そういう状況をこちらがつくることが大事だと考えています。

「そういうことはしないって約束したでしょう?」
などという言葉をケアの場面で聞くこともよくありますが
ヘンなの…と私は感じてしまいます。

だって
約束…って
自分で自分に誓うもの
他人にさせられるものじゃない

だから
たとえば
子どもを叱る時にも
約束したって、たいていその約束は破られて
子どもは二重に叱られるハメになるんだよね

悪いことをした
約束を破った

そういうことって
お年寄りや障がいのある方へのケアの現場でも
起こっているような気がする

それって
悪気はないにせよ
対象者の尊厳を1番損なってしまうことだと思う

通常からもっとセクシャルな話題をスマートに楽しめる場があれば
現実的に逸脱行為には及ばないものです。
むしろ、セクシャルな話題を忌避される雰囲気があると
逸脱行為が生じてしまいがちです。

いったん対人援助職との間で
「そのテの問題行動」を起こすと
たいていの場合、用心してそのテの話題を出さないように
「配慮」する人のほうが圧倒的に多いと思いますが、いかがでしょうか。



「speranza先生にはほんとに何でも話せてきたなぁ」
「楽しかったなぁ」
「こういう話を楽しくできると元気が出るんだよ」

そう言われると
よかったなぁ…と思う。
うれしく思います。

また、自分がセクシャルな関係を一度ももったことがないと告白された方もおられます。

なにも、あえて
こちらから仕向けることはないですが
向こうから振ってきた時には
ちゃんと受けとめられないと…

どんなボールがきても
受けとめる

それは、柔らかくミットにおさめる
ということ

自分の好きなボールだけ受けとめていながら
「対象者に寄り添って」
って言ってる人がなんて多いことか
…と思う

自分の嫌いなボールや
予想外のボールが飛んできた時に
それでも受けとめようとするのではなくて
「私がとりやすいように投げてよ」と言う人や
(しかも、無自覚に)
そんなボールを投げる人は「問題である」と『審判』したり
「私が受け取れないボールを投げたらレッドカード」
と言う人がなんと多いことか…と思う

この前の「やりとり」という記事でも書きましたが
嫌いなボール、予想外のボール
というのは、こちらがおこなった意味付けです。

現実に起こっている事柄は
「通常とは違う軌跡を描くボールがふたりの間に飛んだ」
ということです。

事実を事実としてうけとめる前に
意味付けをしてしまって
その意味付けに対して応対しようとしている

今は、その意味付けに
対象者の方が抑圧されてくれるかもしれません。

でも、ただの表面的な抑圧は
今はことなきを得たとしても
1年後3年後5年後…
対象者の方の「抑圧されることに協力する」という能力が低下した時に
どんなかたちであらわれるか…

それは
果たして対象者の方の問題点として取り上げられるべきことなのでしょうか…

そのような疑念を私は払拭することができません。












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