『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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<<   作成日時 : 2011/01/29 21:08   >>

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怒濤の先週が無事に終わりました。

丁寧にフォローしてくださるスタッフのみなさまのおかげで
無事に講演も終えることができました。
ありがとうございます。

私が講演などの機会で伝えたいと考えていることは
具体的なテクニックやアイディアはお土産に過ぎない。
大切なのは、そのテクニックやアイディアを支える
考え方だったり、ありようだったり…ということなんです。
そこを結びつけるということそのものを伝えたい

おかげさまで
speranza先生のお話は深い…とか、
考えさせられた…という感想を寄せていただくことが多々ありますが
私にとっては、1番うれしい言葉でもあり、また明日への活力源ともなります。

テクニックやアイディアをハウツーとして
「こんな時にはどうしたらいいか」ということを安易に追い求める人が
対人援助職の中に決して少なくありません。

『モノみたいに扱われている』

そう言った方がおられます。

対象者の方がそう感じておられる一方で
その方のケアやリハに携わる人たちは言葉では
「対象者の意向を尊重して」と言っていますが
この乖離している現実は何を意味しているのでしょう?

対人援助職に就く多くの人が
決していじわるしようと思っているわけではありません。
良かれと思って日々がんばっていることとは思います。
でも
対象者の意向を尊重する
自立支援のために
…といった抽象的な言語化しかできないようでは
残念ながら自らへのふりかえりは
しているようでできようはずもありません。

抽象的な理想を具現化するためには
具体的に考え、行動し、具体的に振り返ることができて
はじめて、具現化への道を歩むことができます。

良かれと思っていれば
良いことができる…というのは、幻想でしかありません。

誰かのお墨付きをもらえば
それで安心できる…というのは、隷属でしかないでしょう。

対人援助職は本来は本当に厳しい仕事です。
でも、残念ながら
その厳しさを本当にわかっている人はそうは多くはありません。

その覚悟をもって
リスクから目を背けずに
日々実践を重ねている
くじけそうになりながらも
決してあきらめずにがんばろうともがいている
そんな人の一助になるなら…

このウェブログを読んでくださっている方に感謝を…。

私は以前に
「あなたの進む道は砂漠の中を歩むようなものだ」と言われたことがあります。
その時に私は
「砂漠どころか茨のように感じる」と答えました。
そして
「でも、時には緑のオアシスもあるよ」と返されました。
その時の対話はまさしく緑のオアシス
でも、そこにとどまることはできない…

このウェブログは私にとってのオアシスでもあります。

もしも、叶うのならば
誰かにとってのオアシスでもありますように…。












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