『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS OTの自己欺瞞

<<   作成日時 : 2011/05/22 10:33   >>

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そこから眼を背けてはいけないのだと思う

OTとして
対象者の暮らしに具体的に現実的に役立つことができていなかったり
抽象的なことを語りたがるようになっていたら
危険信号だと自戒する時なのだと思う

これは非常に面白い取り組みだと思う。
主催者の心意気を頼もしく感じます。
「長期入院患者・精神科作業療法・私たちは生き残っていけるのか!?」
http://kana-ot.com/general/course.htm#86

もしも
真に対象者の利益になることが
具体的に現実的にできているのなら
生き残っていけないはずがない

この集会のタイトルは生き残っていけるのかとなっているけれど
本当は「対象者の役に立つことができているのか」なのだと思う。

たぶん、今までは表立っては
このような言葉を言うことすらできなかったのではないだろうか?

抽象的な言葉で語りくるめている欺瞞にすら無自覚だったのではないだろうか?

便利で快適な暮らしが当たり前となっている中で
精神科作業療法として何ができるのかと問うことは
長い歴史の中で精神科入院患者を対象として
作業療法が生まれ発展してきたことの意味を問うことにもなっています。

この問いは
精神科だけに限ったことではない

老健で勤務するOTがPTもどきを要求されたり
身障の急性期に勤務するOTがバイタルサインに神経をすり減らしながらROM-Ex.に忙殺されたり

OTなのに
OTとしてのアイデンティティを確立することが
難しくなっている職場環境という現状があります。

本当は
そういった制約の中からこそ
新しい視点が生まれてくるのだけれど
とてもそんな風には思えないと言う人のほうが多いかも…ですね。

そういう現実に耐えてこそ、先があるのですが…

OTになる人には優しい性格の人が多いかも。ですが
それは、甘さと紙一重。

自分の未熟を周囲の環境に投影している…とか
周囲の環境に埋没して染まっていく…とか

まったく違う現象のようでいて
単にベクトルの向きが逆方向なだけで
本質は同じなんだけどな…と感じることが少なくありません。

看護介護の職員と違って
OTは全体の中で働くわけではないので
志ある看護介護職員に比べたら
OTはまだまだラクだと思うんだけど。

表面的な資格社会というご時世にあって
さまざまな職種が生まれてきていて
その中で生き残りを問われるという現状は
その職種の真価が問われているということに他ならない

もっと言うと
職種を掲げるに値する自分であるかどうかが問われている
そういうことなんだと感じています。














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