『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 素朴な疑問 思考の枠組と方法論の乖離

<<   作成日時 : 2011/07/09 19:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

うーん…多いんですよねぇ…。

悪気があるわけじゃないし
一生懸命なのもわかるけど

ただ、
「プロとして」
どうなのよ…って、思っちゃうんです。

認知症のある方の
ケアやリハの分野で
よく使われるこの言葉。

「お年寄りの心に寄り添って」

でも
そう言っておきながら
「徘徊している人には、興味のあることをしていただくと徘徊しなくなる」
って言うのって、どうなんだろう。

心に寄り添う…って言うけど
興味のあることをさせる…ということは
寄り添うんじゃなくて
気をそらす
ごまかす
…って、ことだよね?

つまり
徘徊はよくないことだから、やめさせる
でも、やめさせられないから
徘徊をしないように気をそらしてごまかす

どんなに表面キレイな言葉を使っても
やってることって、そういうことだと思う

そして
そんな風に言われて
「あぁ、そうか、そうすればいいんだ」
って思う人もいれば
なにか、納得いかない
でも、その納得のいかなさがなんなのか
うまく言葉にできない
…そんな風に感じたことのある人も
きっといるはずだと思います。

思考の枠組と方法論の乖離

実は、リハやケアの分野で、とても多いのです。

たとえば
ICFを実際の治療にどう活かすか
…って、マジメに考えている人も実はそんなに多くない
単に、評価の時にだけICFの表を援用してる
そういう人のほうが、圧倒的に多いと思う

自分がどんな思考の枠組を使っているのか
そして、それは個々の対象者へのアプローチに際して
整合性のあるものなのか

あんまり、みんな考えないのかな?

私は、必ず考える

PDCAサイクルをまわせるということが
プロとして、とても大事だと考えているから

ある枠組のもとに実施した方法論が
効果的だったか、どうか
もし、効果的でなかったとしたら
思考の枠組が不適切か
方法論が不適切か
どちらかだった…ということになる

そうしたら、先へ進める

ただ、単に「いいと言われていることをやる」だけじゃ
自分で自分が何をやってるか、わからなくなっちゃうんじゃないかなぁ?

だから、有効な試行錯誤を積み重ねていけないんじゃないのかなぁ?

急がば回れ

自分自身でみて、きいて、感じて、考えて、やってみないと…ね。

耳に心地よい言葉に踊らされないようにしないと…ね。

そういうことは、省エネしちゃ、マズいもんね。















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
昨日うまくいったから、今日はうまくいくかのように
日々変化することにたいして、ただ、これをやればいい
というような方法論を臨床に持ち込むのは慎重にしないと、方法論そのものの考え方が誤解されてつかわれたり
してしまいますね。
その場で行ったことをその場で効果検証をして、記録
などはあとでもよいのですが、その場で反省するなど
という思考サイクルを日々実践していくのが
いいのではないでしょうか。
はじめ
2011/07/13 18:44
はじめさん、コメントありがとうございます。

>思考サイクルを日々実践していく
私もそう思うんです。
世間で「いい」と言われているコトが目の前の方に対して「適切」だったかどうか常に確認が必要だし
方法論が依って立つ「視点」と「方法論」を常に行きつ戻りつしながら考えることが「適切さ」の担保の1つになると考えています。
speranza
2011/07/13 23:24

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