『 Buon Giorno!』 作業療法士Sより…

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zoom RSS 拘縮予防用スポンジが意味していること

<<   作成日時 : 2011/08/27 19:37   >>

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拘縮予防用スポンジの効果、バッチリ。

詳細はこちら→
http://yoshiemon.at.webry.info/201107/article_3.html
工夫はこちら→
http://yoshiemon.at.webry.info/201108/article_2.html

今まで手指を硬く握り込んでいるような長期臥床者に対して
このスポンジを装着しただけで
筋緊張緩和
手指を開く時の抵抗感が激減

ROM-Ex.なんてしていないのに。ですよ。

問題は
この現実が何を顕しているのか…ということを考えることだと思う。

拘縮→ROM-Ex.
などと短絡的に表面的におこなっている人は決して少なくありません。

でも、このスポンジで効果があった
…ということは
他動的に動かすことの重要性よりももっと大事なことがあることを顕していると思います。

それは、常々私が考え、このウェブログでも書いてきたことですが
今まで、対象者の方の「問題点」「障害」として捉えられてきたことの中に
「不適切な方法論」によって「結果的に」生じている
…という顕われ方をするコトがあるのではないか

つまり、不適切な環境に、適切に応答した結果として、不適切な結果が顕われている
そういった種類のことがあるのではないだろうか
ということなのです。

手指を硬く握り込んでいるからと
近位筋のリラクゼーションもせずに
いきなりROM-Ex.という名で手指の筋を他動的に伸張すれば
対象者の方に痛みは出るし
近位筋の筋緊張はますます亢進して
見た目、手指の進展は得られても
「外力」が抜けた後にもっと手指の屈曲は増悪していまいかねません。

そんなことが実際に起こっているのではないでしょうか。

そして、それは、ROM-Ex.に関することだけでしょうか。

食事介助にしても
手引き歩行にしても
(スミマセン。詳細をお知りになりたい方は
 トップページ右側の検索欄をご利用ください)

似たようなことはたくさん起こっているように感じられてなりません。

スポンジを使ったことによって
現実に手指開排時の抵抗感が激減した
…ということは、
清潔保持など介助者の負担を減らし介助が容易になった
対象者自身も痛みを感じることが減少した
つまり、対象者の日々の暮らしの困難の改善に寄与することができた
…ということで、それはとても有意義だと思います。
けれど、それだけではなくて
じゃあ、なぜ、スポンジで良くなったのか
ROM-Ex.をしないのに良くなったのか
ROM-Ex.のどこが必要でどこがマズいのか

そういうことを考えていく必要があるのではないでしょうか。

日々の現実は
問題も解決へのヒントも顕している

そう感じています。











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